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アーノンクール指揮~ハイドン:《トビアの帰還》2013年ザルツブルク音楽祭ライヴ!

アーノンクール指揮~ハイドン:《トビアの帰還》

2013年、アーノンクールがザルツブルク音楽祭に出演した際、演奏したのはハイドンのオラトリオでした。「四季」はウィーン・フィル、「天地創造」はコンツェントゥス・ムジクス、このラ・シンティッラ管弦楽団(チューリヒ歌劇場管弦楽団のメンバーによるピリオド楽器のオーケストラ)による「トビアの帰還」と、曲ごとにオーケストラを変えての演奏でしたが、中でもこの「トビアの帰還」はハイドンのオラトリオの中でも上演されることが非常に少ないため、作品への興味も含め、非常に注目を浴びた演奏会となりました。聖書のエピソード(盲目の父を癒すために天使ラファエルを伴い長い旅にでかけるトビアの物語)を題材としたこのオラトリオは、全編、美しいアリアを含む劇的な音楽に彩られた円熟期のハイドンらしい緊密な構成に支えられており、アーノンクールは全ての音を際立たせる勢いでこの作品に取り組み、アーノンクールが認めた優れた独唱者たちの歌唱も万全、満足の行く演奏が繰り広げられています。
このコンサートの収益は全てサラエボの戦争犠牲者たちを支える慈善団体に寄付されたということです。
(ナクソス・ジャパン)

ハイドン(1732-1809):オラトリオ《トビアの帰還》Hob.XX:1
【CD1】
1.シンフォニア
2-15.第1部

【CD2】
1-15.第2部
ラファエル…セン・グオ(ソプラノ)
サラ…ヴァレンティナ・ファルカス(ソプラノ)
アンナ…アン・ハレンベリ(アルト)
トビア…マウロ・ペーター(テノール)
トビト…ルーベン・ドロール(バス)

ニコラウス・アーノンクール(指揮)

ラ・シンティッラ管弦楽団
チェンバロ:シュテファン・ゴットフリート
アルノルト・シェーンベルク合唱団(指揮:エルヴィン・オルトナー)

録音 2013年8月19日 ザルツブルク音楽祭
ザルツブルク・フェルゼンライトシューレ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年10月04日 00:00