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ウォード&ラインラント=プファルツ州立フィルによるシュレーカー:管弦楽作品集!

シュレーカー

ボヘミア出身、ユダヤの血を引く作曲家シュレーカー。20世紀初頭は優れたオペラ作曲家としてウィーンの音楽界に君臨、とりわけ1912年に初演された歌劇《はるかな響き》の成功は彼の名声を確固たるものに押し上げ、同年にはウィーン音楽院の教授に任命されるなど、順風満帆の人生を送るかに見えました。しかし1923年に初演された《狂える炎》の失敗から彼の人生は凋落を辿り、そのまま反ユダヤ主義の流れに飲まれ、教授職を失うなど、失意の晩年を送り55歳の若さでこの世を去りました。
作品も20世紀の終わりまでは封印されていましたが、最近になって“退廃音楽”が見直され、一連の作品も復刻されつつあります。
彼の作風は一連の歌劇のタイトルが象徴するように、半音階を極限まで用いた官能的なものであり、時にはフランスの印象派風の響きを思わせる近代的な表現が特徴。
このアルバムには初期の作品から最晩年の作品までが収録されており、ワーグナーの響きを更に発展させたかのような多彩で美しい和声感を心行くまで味わえます。
(ナクソス・ジャパン)

『シュレーカー:管弦楽作品集』

【曲目】
シュレーカー(1878-1934):
1.交響的序曲「エッケハルト」(1902/1903)
2-3.ソプラノと管弦楽のための2つの抒情的歌曲「永遠の人生に」(1923/1927)
4.幻想的序曲 Op.15(1904)
5-8.大管弦楽のための4つの小品-映画のためのスケッチ(1930)
9.大歌劇《メムノン》前奏曲(1933)
【演奏】
クリストファー・ウォード(指揮)
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
ヴァルダ・ウィルソン(ソプラノ)[2,3]
【録音】
2018年2月6-10日
Ludwigshafen Philharmonie

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月21日 00:00