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ギリシャの作曲家エレニ・カラインドルーの新作!劇作品『Tous des oiseaux』&映画『Bomb, A Love Story』の音楽集


[参考音源:Tous des oiseaux/
La Colline - théâtre national 公式チャンネルより]


[参考音源:Bomb, A Love Story/
Boğaziçi Film Festivali 公式チャンネルより]

今回ECMより発売されるギリシャの作曲家エレニ・カラインドルーのアルバムには、レバノン出身のカナダの劇作家ワジディ・ムアワッドによる劇『Tous des oiseaux』とイラン人の俳優・監督ペイマン・モアディによる映画『Bomb, A Love Story』のために作られた作品が収録されています。

イスラエルとパレスチナの対立を背景に複雑に絡み合う文化的アイデンティティを大胆に掘り下げた『Tous des oiseaux』は2017年11月17日にパリのコリーヌ国立劇場で初演され、大絶賛されました。2018年12月5日のパリから再上演も始まっています。カラインドルーはこの劇により新たな境地を開き、意識を高めることができたと語っています。

一方、『Bomb, A Love Story』はテオ・アンゲロプロスが亡くなってから、エレニの最初の映画音楽作品となり、この映画は2018年2月3日にテヘランで封切られ、アジア太平洋映画賞の脚本賞にノミネートされています。

どちらの作品も弦楽オーケストラとカラインドルーの仲間である才能あるソリストたちのために作曲されました。
1990年に録音された映画音楽集『Music for Films』より30年にわたり、カラインドルーの輝かしいテーマとアレンジは、プロデューサーのマンフレート・アイヒャーによるミキシングと編集によって新しい形とつながりを得ています。
(ユニバーサルミュージック)

『エレニ・カラインドルー~Tous des oiseaux』
【曲目】
エレニ・カラインドルー:
『Tous des oiseaux』
1) The Wind of War
2) The Dark Secret
3) Encounter
4) Between Two Worlds
5) David’s Dream
6) Towards the Unknown
7) Lament
8) The Confession
9) Separation
10) Why?
11) The Impossible Journey
12) Je ne me consolerai jamais

『Bomb, A Love Story』
13) A New Beginning
14) Love Theme
15) The Waltz of Hope
16) Mitra’s Theme - Walking in Tehran
17) Lonely Lives
18) Reconciliation Theme - var.
19) Mitra’s Theme - var.
20) Captured Heart
21) Reconciliation Theme
22) Love’s First Call

【演奏】
エレニ・カラインドルー(ピアノ)
サヴィナ・ヤナトゥ(ヴォイス)
Alexandros Botinis(チェロ)
Stella Gadedi(フルート)
Vangelis Christopoulos(オーボエ)
Yannis Evangelatos(ファゴット)
Dinos Hadjiiordanou(アコーディオン)
Aris dimitriadis(マンドリン)
Maria Bildea(ハープ)
ソクラテス・シノポウロス(Constantinople lyra、リュート)
Nikos Paraoulakis(ナーイ)
Stefanos Dorbarakis(Kanonaki)
Giorgos Kontoyannis(Cretan Lyra、パーカッション)
Argyro Seira(指揮)
弦楽オーケストラ

【録音】
2017年10月(1-12)、2018年1月(13-22)、アテネ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年12月18日 00:00