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イザイの新発見“無伴奏ソナタ”が世界初録音!フィリップ・グラファン『フィドラーズ・ブルース』

グラファン②

イザイ音楽祭ジャパン2018で日本初演されたイザイの新発見の無伴奏ソナタ世界初録音!

1964年フランス生まれのフィリップ・グラファンは、ウジェーヌ・イザイの弟子であるヨーゼフ・ギンゴルドに師事し、フランス系レパートリーにおいて特に高い評価を確立しているヴァイオリニスト。現在はパリ国立高等音楽院とブリュッセル王立音楽院の教授を務め、2017年には、イザイが過ごしたベルギーの避暑地クノッケにて「Ysaye's Knokke」国際音楽祭を創立、芸術監督に就任しています。

今井信子と共演した「モーツァルト:協奏交響曲」(AV2127)以来となる、イギリスのAvieレーベルからのリリースは、イザイ、ラヴェル、ドビュッシー、エネスクの作品集。注目は、フィリップ・グラファンが発見・復元し、世界初録音となるイザイのもう1つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。この遺作ソナタは、ブリュッセル王立音楽院の図書館でほとんど完成した手稿譜が発見され、終楽章はイザイの他の無伴奏ソナタの構造を分析・研究したグラファンが補筆完成しました。日本では、2018年10月に行われたイザイ音楽祭ジャパン2018にて初演されています。また、イザイの「ロマンティックな小幻想曲(Petite Fantaisieromantique)」と、ドビュッシーの「月の光」をグラファンとデイヴィッド・マシューズが編曲した独奏版も世界初録音です。

これまでも、多くの知られざる作品や珍しい版、初稿版、編曲版などのレア・レパートリーを開拓・録音してきたフィリップ・グラファン。そして、イザイの孫弟子であり、6つの無伴奏ソナタ(CDH 55226)はもちろん、レア・トランスクリプション集(CDH 55353)やイザイ版カデンツァの「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」(COBRA 0040)など、優れたイザイ関連録音で国際的な評価を得てきたグラファンによる世界初録音のイザイ無伴奏ソナタにご注目ください!
(東京エムプラス)

『フィドラーズ・ブルース ~ イザイ、ラヴェル、ドビュッシー、エネスク』
【曲目】
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ遺作 Op.27bis(終楽章補完:フィリップ・グラファン/世界初録音)
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
ドビュッシー:月の光(デイヴィッド・マシューズ&フィリップ・グラファン編曲ヴァイオリン独奏版/ウジェーヌ・イザイへ献呈/世界初録音)
イザイ:ロマンティックな小幻想曲(世界初録音)
エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 Op.25
ラヴェル:フォーレの名による子守歌
エネスク:ホラ・ウニリイ
【演奏】
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)
クレール・デゼール(ピアノ)
【録音】
2018年9月14日、23日ー24日
クラウス・フォン・ビスマルク・ホール(WDR、ケルン)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年12月21日 00:00