イルジー・バールタが23年振りに再録音！J.S.バッハ“無伴奏チェロ組曲”（2枚組）

チェコを代表するチェリスト、イルジー・バールタが約四半世紀ぶりにバッハの無伴奏全曲を録音！低速ではじまる組曲第1番の前奏曲など、興味をつきない大宇宙が広がります！

チェコを代表するチェリスト、イルジー・バールタ久々の新録音は、23年ぶりの再録となるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲、ガット弦を使用しての録音です。
これまでの演奏経験、また人生経験から培った新鮮な解釈で挑んだ全曲録音。まず驚かされるのは組曲第1番前奏曲のテンポ設定。バロック弓を使いながらも驚くほど遅いテンポで始まりつい聴き入ってしまいます。
軽やかな演奏にして一音一音たっぷりと聴かせるバールタの演奏で、当作品の新たな魅力にも気づかされます。途中、急にテンポ設定も変わり、前奏曲だけでも驚きの連続です。
6つの組曲を“6楽章の交響曲” と位置付け、全曲を聴くことで現在のバールタが思い描くバッハの大宇宙が広がります。
【曲目】
J.S.バッハ（1685-1750）：無伴奏チェロ組曲（全曲）
[Disc 1]
組曲第1番 ト長調 BWV1007
組曲第2番 ニ短調 BWV1008
組曲第3番 ハ長調 BWV1009
組曲第4番 変ホ長調 BWV1010【ⅰ.前奏曲＋ⅱ.アルマンド】
[Disc 2]
組曲第4番 変ホ長調 BWV1010【ⅲ.クーラント＋ⅳ.サラバンド＋ⅴ.ブーレⅠ＆Ⅱ＋ⅵ.ジーグ】
組曲第5番 ハ短調 BWV1011
組曲第6番 ニ長調 BWV1012
【演奏】
イルジー・バールタ（チェロ）[作者不詳（プラハ／1700年代）]
【録音】
2018年7月-10月、ソノ・レコーズ（チェコ）