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ロームミュージックファンデーション/日本SP名盤復刻選集I~IV(英語版)を38%オフ!

日本SP名盤復刻選集

SP(スタンダード・プレイング)レコードとは、1890年代から1960年代まで生産されていた、主に78回転の円盤レコードを示します。「ロームミュージックファンデーションSPレコード復刻CD集〈日本SP名盤復刻選集I~IV〉」は、日本における洋楽レコードの黎明期である1912年から、SPレコードの生産がLP(ロング・プレイング)レコードへと、本格的な転換期を迎える1952年までの約40年間を対象に、日本人音楽家、日本人作曲家作品、当時の日本において活躍した外国人音楽家の演奏をSPレコードから収録し、構成されています。(キングインターナショナル)

※ 英語版のため商品に日本語の記載はありませんのでご注意ください。
※ 収録曲目詳細は各商品ページをご覧ください。

 

日本SP名盤復刻選集

第1集でまず注目されるのは山田耕筰(1886-1965)指揮、新交響楽団によるベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」(1935年録音)です。近衛秀麿とともに日本の交響楽運動の最初期を支えた偉大な作曲家の演奏をお聴きください。戦前~戦後の日本音楽会の華だったヴァイオリンの巌本眞理の録音では、なんと言ってもルクーのヴァイオリン・ソナタが貴重です。1949年頃の録音ですが、ルクー作品は当時世界的にレコードが極めて少なく、戦後の混乱期にこの曲を商業録音したこと自体に驚きを感じます。3点目は井上園子とローゼンストックによるチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番。1939年に録音されながら当時発売を見なかったもので、非常に貴重な復刻となっています。

日本SP名盤復刻選集

第2集では、近衛秀麿指揮のマーラー:交響曲第4番がまず注目されます。1930年の世界初録音にあたるもので、海外のコレクターがオリジナルSPを探し回っている希少盤です。続いては若くしてベルリン・フィルを振った作曲家、指揮者の貴志康一(1909-37)の自作自演盤。朝比奈隆氏は「貴志さんが夭折しなかったら、今の自分はなかった」と後に語ったほどの実力者でした。3点目はベルリン高等音楽院の教授を務めながら、ナチス・ドイツに追放され日本での活動を余儀なくされた名ピアニスト、レオニード・クロイツァー(1884-1953)。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」が1935年録音で聴けます。

日本SP名盤復刻選集

第3集の注目はサイトウ・キネン・オーケストラにその名を残す齋藤秀雄(1902-74)が、イヴ・ナット門下の井口基成(1908-83)と共演したベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」の貴重な録音。1943年という戦時中の録音です。1940年(昭和15年)にR.シュトラウスが紀元二千六百年の祝典音楽を書いたことは有名ですが、当時の日本での録音が復刻されています。演奏はヘルムート・フェルマー(1902-77)指揮、紀元二千六百年奉祝交響楽団によるものです。最後に、関東大震災の直前に日本を訪れたドイツの巨匠ヴァイオリニスト、ウィリー・ブルメスター(1869-1933)の日本での小品録音を2曲。これまた世界中のヴァイオリン・レコード・コレクターが探し回っている1枚です。

日本SP名盤復刻選集

第4集では1943年にベートーヴェン「第九」の第4楽章だけを橋本國彦指揮、尾崎喜八の訳詞で録音したものが、日本音楽史的にも「第九」の受容史的にも極めて重要。同じベートーヴェンの交響曲第1番では、近衛秀麿がスカラ座管弦楽団を指揮したイタリア録音(1931年)が貴重。ヨーロッパやアメリカを広く指揮活動していた彼の足跡を知ることのできる復刻です。最後に、第二次世界大戦後の1950年、初の外国演奏家の来日公演となったフランスの名ピアニスト、名教授のラザール・レヴィの貴重な録音が2曲入っています。これも日本音楽史にとって欠かすことのできない1枚と言えるでしょう。
(タワーレコード)

カテゴリ : セール | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年01月04日 18:00