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アーマン&ベルリン古楽アカデミー&バイエルン放送合唱団によるモーツァルト“ミサ曲ハ短調(クレメンス・ケンメ補筆版)”(2枚組)

モーツァルト

1782年に作曲されたモーツァルト16番目のミサ曲は、彼の作品の中では珍しく、誰かから依頼を受けたわけではなく、モーツァルトが自発的に作曲した作品です。
当時、モーツァルトはコンスタンツェと結婚したばかりでしたが、彼の父レオポルトは結婚を認めていなかったため「コンスタンツェが優れたソプラノ歌手であることを証明したい=父に結婚の許可をもらう」ことを目的に作品を書いたとされています(CD2には作品の成立経緯がドイツ語の物語として収録されています)。

しかし、作品は未完で終わっており、完全な姿で残存しているのは「キリエ」「グローリア」「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」のみ。他は一部のみ、もしくは完全に欠落しているため、これまでにもさまざまな研究による補筆が行われ、演奏、録音されてきました。
この録音は音楽学者クレメンス・ケンメが2018年春に行った補筆版を用いており、最新の研究結果が反映された興味深い音楽を聴くことができます。

ロンドン出身のハワード・アーマンは2017年からバイエルン放送合唱団の監督を務めており、バッハやヘンデルなど次々と素晴らしい演奏を披露する指揮者。ここではベルリン古楽アカデミーを自在に操り、流麗なモーツァルトを聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

『モーツァルト:ミサ曲ハ短調(クレメンス・ケンメ補筆版)&マルクス・ファンヘーファーによる曲目解説付き(ドイツ語)』
【曲目】
【CD1】
モーツァルト(1756-1791):ミサ曲 ハ短調 K427
クレメンス・ケンメ補筆版(2018)

第1曲:キリエ
1.キリエ 憐れみ給え
第2曲:グローリア
2.天のいと高きところには、神に栄光
3.我らは主をほめ
4.主の大いなる栄光のゆえに
5.神なる主
6.世の罪を除きたもう主よ
7.主のみ聖なり
8.イエス・キリストよ-聖霊とともに
第3曲:クレド
9.我は信ず、唯一の神
10.聖霊によりて
第4曲:サンクトゥス 聖なるかな
11.聖なるかな-オザンナ
第5曲:ベネディクトゥス 祝福あれ
12.祝福あれ-オザンナ
【演奏】
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
アンケ・フォンドゥンク(メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)
トビアス・ベルント(バリトン)
ハワード・アーマン(指揮)
バイエルン放送合唱団
ベルリン古楽アカデミー
【録音】
2018年4月13-14日 ライヴ
ミュンヘン、Prinzregententheater

【CD2】
音楽への道-ミサ曲 ハ短調 K427
マルクス・ファンヘーファーによる物語

第1部:Der herrliche Torso
1.Junger Ehemann und werdender Vater
2.Die Votivgabe
3.Lücken und Fragmente
4.Ein tugendhaftes und gefälliges Weib
5.Was ist Aufklärung?
第2部:Mozart auf Freiersfüßen
6.Emanzipation, Erfolg und Neuanfang
7.Liebe und Fugen
8.Nichts als Händel und Bach
9.Freundschaften und Opernpläne
10.Arien und Familienkonflikte
第3部:Salzburg und die Nachwelt
11.Salzburger Tragödie
12.Erstaufführung zu Sankt Peter
13.Parodie im Burgtheater
14.Frau Witwe Mozart
15.“... gleich einer Reliquie
【出演】
クリスティアン・バウマン(ナレーター)
ハンス・ユルゲン・シュトッケル(ナレーター)
ノーマン・ハッカー(モーツァルト)
フランツィスカ・バル(コンスタンツェ)
カーチャ・シルト(ナンネル)
【録音】
2018年7月30日-8月2日
ミュンヘン、バイエルン放送 第9スタジオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年01月07日 00:00