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シュプレンガー&ボン・ベートーヴェン管によるピアソラの“歌劇「ブエノスアイレスのマリア」”の新録音!(2枚組)

ブエノスアイレスのマリア

「《ブエノスアイレスのマリア》が私の心に内なる平和をもたらしました。それは当時、音楽生活の絶頂にあった私の《音楽へのアプローチ方法》を変えるほどの静けさでした」

ピアソラ自身がこのように語った重要な意味を持つオペリータ(小歌劇)。当時、ピアソラがタンゴの立ち位置について悩んでいたこともあり、物語は極めて神秘的で、時には宗教的と言ってもよいほどの内容を持っています。

主人公のマリアは「タンゴの象徴的存在」であり、一度死んだ彼女の魂は悪魔や魔女たちの祈りと共に蘇り、呪詛に塗れながらも美しく印象的な「私はマリア」を歌い上げます。
マリアを歌うマンシーニはイタリア・バロック期の作品を得意としており、これまでの主人公を演じてきたヴォーカリストたちとは異なる古典的なアプローチを用い、21世紀に続くタンゴの伝統をみせてくれます。
強烈な存在感を放つバンドネオンやギターなどの楽器群とオーケストラを丁寧にまとめるシュプレンガーの指揮も聴きどころ。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ピアソラ(1921-1992):歌劇《ブエノスアイレスのマリア》2部16場
オラシオ・フェレール:台本
【CD1】
第1部
1.第1場:アレヴァーレ(合図)
2.第2場:マリアのテーマ
3.第3場a:おかしなオルガニートへのゆがんだバラード
4.第3場b:私はマリア
5.第4場:少女マリアによるカリエーゴ調のミロンガ
6.第5場:フーガと神秘
7.第6場:ワルツによる詩
8.第7場:罪深いトッカータ
9.第8場:下水道の古い盗賊たちの場末の懺悔の歌

【CD2】
第2部
1.第1場:マリアの最初の死による葬儀のコントラミロンガ
2.第2場:暁のカンタータ
3.第3場:街路樹と煙突に寄せる手紙
4.第4場:精神分析医たちのアリア
5.第5場:詩人で酔った小悪魔のロマンサ
6.第6場:アレグロ・タンガービレ
7.第7場:受胎告知のミロンガ
8.第8場:タングス・ディ(神のタンゴ)
9.第1部第3場(くりかえし):私はマリア

【演奏】
語り手(小悪魔)…ダニエル・ボニッラ・トーレス
マリア…ルシアーナ・マンシーニ
カントール…ヨハネス・メルテス
ローター・ヘンゼル(バンドネオン)
マリスカ・ファン・デア・ザンデ(フルート)
クリスティアン・キーファー(ギター)
トーマス・ワイズ(ピアノ)
ミハイル・オヴルツキ(ヴァイオリン)
グリゴリー・アルミアン(チェロ)
ロベルト・グロンゼル(コントラバス)

クリストファー・シュプレンガー(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団

【録音】
2016年3月28日、4月8日、ボン歌劇場(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年01月08日 00:00