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韓国出身の現代音楽作曲家ユン・イサンが残した室内楽作品集

ユン

大韓民国で生まれ、1967年の東ベルリン事件(韓国中央情報部がヨーロッパ在住の韓国人たちをスパイ嫌疑で大量に逮捕した事件)を機に西ドイツに帰化、独自の作品を生み出し続けたユン・イサン。
彼の作品は老子の教え「道(タオ)=道徳経」の思想に貫かれているとされ、ヨーロッパで作曲した100曲以上の作品はどれも自国の伝統と国際的な近代性が組み合わされたユニークな様式によっています。
彼の音楽の特徴は、室内楽などの小編成の作品で遺憾なく発揮されており、どこか懐かしさを感じさせるメロディは聴き手の耳を強烈にひきつけます。
(ナクソス・ジャパン)

『ユン・イサン:室内楽作品集』
【曲目】
ユン・イサン(1917-1995):
1.East-West-Miniature 東と西の小品(1993)
オーボエとチェロのための

2.Rencontre 出会い(1986)
クラリネット、ハープとチェロのための

3.Interludium A インターリューディウム A(1986)
ピアノのための

4.オーボエと弦楽三重奏のための四重奏曲(1994)
5.ヴァイオリンピアノのためのソナタ(1991年初稿版…初演)
6.East-West-Miniature II東と西の小品 II(1993)

【演奏】
高橋 鐘汰(オーボエ)…1,4,6
ヴァルター・グリンマー(チェロ)…1,2,4,6
ゲオルグ・アルツベルガー(クラリネット)…2
マリア・シュタンゲ(ハープ)…2
カヤ・ハン(ピアノ)…3
マリアーナ・ドウティ(ヴィオラ)…4
エギディウス・シュトライフ(ヴァイオリン)…5
マルクス・シュタンゲ(ピアノ)…5

【録音】
2017年7月12日、2018年2月3,4日
Hochschre für Musik Karlsruhe-Wolfgang-Rihm-Forum

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年01月08日 00:00