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ニューメタル/メタルコア・アクト、Cane Hill(ケイン・ヒル)6曲入りEP『Kill The Sun』

Cane Hill(ケイン・ヒル)EP『Kill The Sun』

90年代~2000年代のニューメタル/メタルコア・ムーヴメントを現代に蘇らせるメタルコア・リヴァイヴァル。その中でも激注目アクトの一つとも言えるのが、新世代メタルとオールド・スクールなヘヴィ・グルーヴの要素を自らの血肉としながら圧巻のヘヴィネスを吐き出すこのケイン・ヒルだ。

ニューオーリンズのヘヴィ・ミュージック・シーンで活動していたメタル・バンドのメンバーが集結し、2011年にその活動をスタートさせたケイン・ヒル。2014年に名門Rise Recordsと契約を交わし、2015年にまずEP『CANE HILL』を、そして翌2016年にはデビュー・アルバム『SMILE』を発表、BULLET FOR MY VALENTINEとのツアーやASKING ALEXANDRIAとのツアー、ATREYUとのツアーなど精力的なツアーを展開し、同年にはVANS WARPED TOURにも出演、ヘヴィ・ミュージック・ファンから大きな注目を集める存在となっていく。2018年にはよりふり幅の大きいヘヴィネスを手にしたメタル・サウンドが展開するセカンド・アルバム『TOO FAR GONE』を発表、他の新世代メタル・アクト達を凌駕する音像を吐き出すこのアルバムで、一歩抜きでた存在としてさらなる注目と人気を集めている。

そんな彼らが前作より約1年という短いタームで完成させたのが、この6曲入りEP、『KILL THE SUN』だ。この作品は、今まで発表してきた2枚のアルバムで培ってきた圧倒的ヘヴィネスから少し離れ、今までの作品にも楽曲によって底辺に蠢いていた彼らのダークな要素をより際立たせた、「漆黒の闇」とも言えるような世界観をアコースティック・テイストのアレンジでまとめあげた、異色の作品となっている。

今作の情報解禁と共に公開された新曲「Kill The Sun」を聴けば、今までの作品とは全く違う方向性を持っていることに驚かされることだろう。アコースティック・ギターと無機質なドラム・ビートに乗せて、自身の闇を吐き出すような歌詞を歌い上げるこの曲は、ファンに大きな衝撃を与えるとともに、新たなケイン・ヒルの魅力でファンを魅了することとなった。この曲に関して、フロントマンのエリヤ・ウィットはこうコメントしている。

「この作品からのファースト・シングルは、出来る限り全く方向性の違う、カーヴ・ボールのような曲にしたいと考えていた。この『KILL THE SUN』という作品は、今までの俺達がやってきたヘヴィ・メタル・アンセムとはかけ離れたものになっているからね。(ドラマーの)デヴィンがサックスを吹けるなんて誰も知らなかっただろ? この曲は、俺の中に常にある自己破壊性というか、幸せを見つけたとしても同時にその幸せをどう破壊するかってことを考えてしまうことを歌ったものさ」

まるでアリス・イン・チェインズが『JAR OF FLIES』を発表した時のような衝撃をかんじさせてくれるこの『KILL THE SUN』。今までのアルバムにも、彼らのダークな部分に焦点を当てた楽曲も収録されていたのだが、そのダークな部分をより際立たせ、今までのサウンドとは全く違う方向性でその「闇」を表現したこの作品は、現代のメタルコア・シーンにおいても彼らが一歩抜きんでた存在であることを証明してくれるものだとも言えるだろう。

「ひと夏をかけてこの作品に取り組んできた。より奇妙で、より成熟した側面を表現しようとしていたんだ、その側面は俺達にとって重要な部分でもあるからね。今まで取り残されてきたような感情の全てを吐き出したかった。そして出来上がったのが、このダークでゆがんだ、セミ・アコースティックの美しさを持つ6曲さ。これを作れたことをとても誇りに思うし、早く皆にも聴いてもらいたいよ」 ─ エリヤ・ウィット

 

【収録曲】
01. 86d - No Escort
02. Empty
03. Save Me
04. Kill The Sun
05. Acid Rain
06. Smoking Man

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タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2019年01月15日 09:19