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ポール・ルイスの新録音はウェーバーの“ピアノ・ソナタ第2番”&シューベルトの“ピアノ・ソナタ第9番”

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年01月17日 00:00

ポール・ルイス

七色に輝くポール・ルイスのウェーバーのソナタ

ポール・ルイスのシューベルト・ピアノ・ソナタ・シリーズ最新は第9番。カップリングはなんとウェーバーのピアノ・ソナタ第2番。彼にとって初レパートリーとなり興味津々。

シューベルトとウェーバーはあまり接点を感じさせませんが、シューベルトの第9番は1817年、ウェーバーの第2番は1816年と同時期の作で、どちらも明瞭なロマン派的色彩を持つ4楽章形式の大曲。どちらも魅力的なメロディがふんだんにあふれていますが、オペラ的なウェーバーと歌曲的なシューベルトのテイストの違いも実感できます。

ウェーバーのピアノ曲は、それまでの古典派的ピアノ音楽と一線を画する大柄で派手な技巧を用い、リストやショパンの音楽の先駆を成しています。ピアノ・ソナタ第2番は代表作ながら新しいディスクにあまり恵まれていなかったため大歓迎。ポール・ルイスの演奏は余裕のテクニックで聴き手をぐいぐい引っ張りますが、なによりも微妙な音色の変化とニュアンスに満ちていて美しさの極み。ウェーバーはドイツ人ながらシェイクスピアの「オベロン」をオペラ化し、ロンドンで客死しているなどイギリスと縁があり、ポール・ルイスがとりあげているのもさもありなんと申せましょう。

シューベルトのピアノ・ソナタ第9番は弱冠20歳の作ながら、非常に内省的で複雑。リヒテルが得意としたことで知られていますが、ポール・ルイスは独特の鋭さで全く異なる印象を与えてくれます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
1.ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番変イ長調Op.39
2.シューベルト:ピアノ・ソナタ第9番ロ長調D.575
【演奏】
ポール・ルイス(ピアノ)
【録音】
2017年4月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)