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同じ夢をみて闘った『菊とギロチン』Blu-ray&DVD、4月26日発売


©2018 「菊とギロチン」合同製作舎

 

『ヘヴンズ ストーリー』から8年、巨匠・瀬々敬久が「女相撲」「ギロチン社」をテーマに構想30年、自身のオリジナル企画第2弾としてついに完成させた入魂作。公開時Filmarks初日満足度1位を獲得する等大反響を呼んだ。

ヒロインの新人力士・花菊役には、本作が映画初主演で今後も期待作が続く木竜麻生。「ギロチン社」リーダーで詩人の中濱鐵には東出昌大。もう一人の中心メンバー、古田大次郎役には俳優・佐藤浩市を父に持つ寛 一 郎。中濱と心を通じ合わせる女力士、十勝川役に韓英恵。さらに今の日本映画界になくてはならない個性派俳優陣が一挙集結。

脚本には『バンコクナイツ』の相澤虎之助が参加。美術監修を務めたのは、黒澤明の『羅生門』や溝口健二作品を手掛けてきた映画界の至宝であり、御年91歳の馬場正男。


 


【ストーリー】
大正末期、関東大震災直後の日本には、不穏な空気が漂っていた。軍部が権力を強めるなか、これまでの自由で華やかな雰囲気は徐々に失われ、人々は貧困と出口の見えない閉塞感にあえいでいた。

ある日、東京近郊に女相撲一座「玉岩興行」がやって来る。力自慢の女力士たちの他にも、元遊女の十勝川(韓英恵)や、家出娘など、ワケあり娘ばかりが集まったこの一座には、新人力士の花菊(木竜麻生)の姿もあった。彼女は貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、女相撲に加わっていたのだ。

「強くなりたい。自分の力で生きてみたい」と願う花菊は、周囲の人々から奇異の目で見られながらも、厳しい稽古を重ねていく。いよいよ興行の日。観戦席には、妙な若者たちの顔ぶれがあった。彼らは「格差のない平等な社会」を標榜するアナキスト・グループ「ギロチン社」の面々で、思想家の大杉栄が殺されたことに憤慨し、復讐を画策すべく、この土地に流れ着いていた。「ギロチン社」中心メンバーの中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛 一 郎)は、女力士たちの戦いぶりに魅せられて、彼女たちと行動を共にするようになる。

「差別のない世界で自由に生きたい」――その純粋な願いは、性別や年齢を越えて、彼らを強く結びつけていく。次第に中濱と十勝川、古田と花菊は惹かれあっていくが、厳しい現実が容赦なく彼らの前に立ちはだかる。

【キャスト】
木竜麻生
東出昌大
寛 一 郎
韓英恵
渋川清彦
山中崇
井浦新
大西信満
嘉門洋子
大西礼芳
山田真歩
嶋田久作
菅田俊
宇野祥平
嶺豪一
篠原篤
川瀬陽太

【スタッフ】
ナレーション:永瀬正敏
監督:瀬々敬久
脚本:相澤虎之助・瀬々敬久

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年02月05日 14:00