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ムジカ・フィアータ&ラ・シャペル・ドゥカーレ『1568年ミュンヘン宮廷結婚式祝賀会のための音楽』

ムジカ・フィアータ

ローランド・ウィルソン+ムジカ・フィアータ+ラ・シャペル・ドゥカーレの新たな会心作!

1568年2月22日、バイエルンのヴィルヘルム王子(後のバイエルン公ヴィルヘルム5世)と、ロレーヌ公フランソワ1世の娘レナータと結婚式を祝う「ミュンヘンの祝賀会」が、2週間にわたって行われ、多くの貴族とヨーロッパ全土の大使が招待されました。
セレモニーの間には、1566年バイエルンのアルブレヒト5世に招かれミュンヘンの宮廷礼拝堂楽長オルランド・ディ・ラッソの下、ミュンヘン・ホーフカペレ(宮廷礼拝堂)だけでなく、グラーツやインスブルックのホーフカペレから選抜された最高の演奏家たちまで招き、最高の音楽が奏でられました。
ラッソはこのために新しい作品を作曲しました。アンニーバレ・パドヴァーノの「24声部のミサ」、アレッサンドロ・ストリッジョの「40声部のためのモテット」なども、このために作曲されています。

この結婚式は政治的なものでしたが、このオルランド・ディ・ラッソによって演奏された音楽は、ユニークな楽器と声楽の組み合わせによって幻想をかき立て、人々の驚きを呼び起こすように設計された、当時として比類無き最大の祝いの音楽イベントでした。
ここに収録された作品は、そのごく一部のものですが、荘厳なミサ曲とカラフルな宴会音楽が収録され、ドルツィアン、コルナムーザ(バグパイプ)、コントラバス・トロンボーンなど珍しい楽器も使用されています。

ローランド・ウィルソンは、1980年代からドイツやヴェネツィア初期バロックの宗教作品を数多く録音してきているベテランです。コルネット(ツィンク)とサックバットを中心とした、抜群のテクニックを持つ器楽グループ「ムジカ・フィアータ」、そしてローランド・ウィルソンが結成した各メンバーが全てソリスト級の合唱団「ラ・シャペル・デュカーレ」によって、器楽、独唱と合唱との美しさと緊張感が保たれた演奏です。
(ソニーミュージック)

『1568年ミュンヘン宮廷結婚式祝賀会のための音楽』
【収録予定曲】
1. オルランド・ディ・ラッソ:主を畏れたるすべての者は幸いなり(5声)
2. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ キリエ
3. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ グローリア
4. オルランド・ディ・ラッソ:すべての民よ、恵み深い主に(7声)
5. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ クレド
6. オルランド・ディ・ラッソ:正しき者よ、主によりて喜べ(4声)
7. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ サンクトゥス、ベネディクトゥス
8. アンニーバレ・パドヴァーノ:24声部のミサ ~ アニュス・デイ
9. オルランド・ディ・ラッソ:すべての民よ、主を誉めよ(12声)
10. アンニーバレ・パドヴァーノ:戦いのアリア(8声)
11. オルランド・ディ・ラッソ:ほめたたえよ、神のしもべたちよ(7声)
12. アレッサンドロ・ストリッジョ:ひとりでこの世から離れずに(6声)
13. チプリアーノ・デ・ローレ:わたしは驚いた、楽神たちがひときわ楽しそうで(6声)
14. アンドレーア・ガブリエーリ:足どりも乱れ(12声)
15. オルランド・ディ・ラッソ:楽神よ、おまえはなぜ震えている(6声)
16. オルランド・ディ・ラッソ:主よ、わたしの敵は何と多いことでしょうか(12声)
17. オルランド・ディ・ラッソ:民は歌いぬ(7声)
18. アレッサンドロ・ストリッジョ:見よ、祝福されたる光が(40声)
【演奏】
ローランド・ウィルソン(指揮)
ムジカ・フィアータ(ピリオド楽器アンサンブル)
ラ・シャペル・ドゥカーレ(声楽アンサンブル)
【録音】
2018年

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年02月08日 00:00