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AFIのメンバーによるプロジェクト=Blaqk Audio(ブラック・オーディオ)、約3年振りの新作

Blaqk Audio、約3年振りとなるニュー・アルバムを完成『ONLY THINGS WE LOVE』

AFIのデイヴィー・ハヴォックとジェイド・ピュージェットによる、エレクトロ・プロジェクト、”BLAQK AUDIO”(ブラック・オーディオ)。AFIの活動の合間を縫って作品を発表し、米Billboardのダンス/エレクトロ・アルバム・チャートの常連となった彼らが、約3年振りとなるニュー・アルバムを完成させた。2016年にリリースした『MATERIAL』以来となる新作アルバム『ONLY THINGS WE LOVE』 。今年の1月に、アルバムからの先行シングル「The Viles”をリリースした彼ら。昨年末にAFI名義でEP『THE MISSING MAN』をリリースしていただけに、ファンにとってBLAQK AUDIOの新作発表は驚きだったか知れない。しかしデイヴィーがインタビューで語ったところによると、彼らは69曲制作しており、その中から12曲をアルバムに選んだという。

これまでのBLAQK AUDIO作品同様、サウンドの中心となるのは、ダークなシンセ・ポップである。“The Viles”を作った時、ジェイドの頭にあったのは、80年代のインダストリアル・サウンドたったという。「Nitzer EbbやFront 242、Babylandといった80年代の偉大なるインダストリアル・バンドがずっと大好きだった――だから、その時代の事を考えながら、この曲を作り始めたんだ。この曲では、今までやったことがなかった、BLAQK AUDIOの楽曲にギターを使うことをやってみた。といっても、かなり激しくエフェクトかけたりサンプリングされているけどね」そう彼は説明する。

またデイヴィーは、本新作が、これまでのBLAQK AUDIOとは全く異なった感じがあるとコメントしている。「自分たちが作った曲のなかで満足しているものが沢山あったから、アルバムの収録曲は、それこそプレスに入る数週間前まで何度も変更を加えていた。その結果、BLAQK AUDIOのフューチャー・ポップ的な部分は、前作よりも大きくなっている思う。シンセポップやエレクトロ・ポップは相変わらず、アルバムの大部分を占めているけど、これまでよりユニークでモダンな雰囲気を持っているんだ。(前作)『MATERIAL』よりダンサブルになりつつも、『ONLY THE THINGS WE LOVE』は、これまでの作品よりもずっとドリーミーなサウンドになっているんだ」

デイヴィーとジェイドのエレクトロ・ミュージック愛から生まれた、100%エレクトロなサイド・プロジェクト、BLAQK AUDIO。シンセサイザー、キーボード、ドラム・マシーンにコンピューター・ソフトだけを使用し、生楽器を一切使わずに音楽制作をしてきた2人は、自身のサウンドについて、こう語っている。「自分たちのサウンドを常に進化さえたいとは、特に考えていないんだ。勝手に進化しているって感じかな。BLAQK AUDIOを始めてから約18年になるけど、その間、エレクトロ・ミュージック・シーンにも色々な波やトレンドがあった。俺たちはただ、自分たちの脇道で、自分たちがグッとくるものをやっているだけさ」

AFIとはまた違った、デイヴィーとジェイドの一面が生み出す、ダークでダンサブルなエレクトロ・フューチャー・ポップ。BLAQK AUDIOの音楽の最新進化形、『ONLY THINGS WE LOVE』完成である。

【収録曲】
01.Infinite Skin
02.The Viles
03.Unstained
04.Muscle And Matter
05.Caroline In the Clip
06.Maker
07.Summer's Out Of Sight
08.OK, Alex
09.Enemies Forever
10.Dark Arcades
11.Dark Times At The Berlin Wall
12.Matrimony And Dust

 

 

タグ : PUNK/EMO

掲載: 2019年03月15日 13:25

更新: 2019年03月15日 15:00