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NWOBHM不滅の雄=Saxon(サクソン)、活動40周年記念ライヴ・アンソロジー・アルバム

Saxon

70年代後半のNWOBHMの誕生から現在に至るまで、英国ヘヴィ・メタル・シーンの生き証人、もしくは生ける伝説として長年シーンを牽引し続ける、NWOBHM不滅の雄、サクソン。1977年にバンドを結成、そして1979年にアルバム『SAXON』でデビューを果たした彼らは、今年でデビュー40周年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを迎える。

2017年には結成40周年を記念したレジェンド・コレクション『DECADE OF THE EAGLE』を発表、翌2018年にはとどまることを知らない硬派メタルを現在に鳴り響かせる最新スタジオ・アルバム『THUNDERBOLT』を発表と、今もなお精力的な活動を続ける彼らが、デビュー40周年となる今年、自らの40年の歴史に最大の敬礼を捧ぐべく、ライヴ版アンソロジー的作品『THE EAGLE HAS LANDED 40 (LIVE)』を発表する!

現在まで彼らは何枚ものライヴ・アルバムを発表してきた。中でも82年に発表し英チャート5位を記録したライヴ作品『THE EAGLE HAS LANDED』は、数あるメタル・ライヴ・アルバムの中でも最高の作品として知られている。その後1996年と2006年にも、同じタイトルを冠したライヴ・アルバムを発表、ライヴ・アルバム・シリーズとしてシーンに認知されているのだが、今回デビュー40周年作品としてリリースする今作にも、その堂々たるタイトルが付けられている。これだけでも、品質は折り紙つきだと言えるだろう。

40年にも及ぶその軌跡を40曲もの名メタル・トラックを、彼らの最大の魅力でもある漢度全開のパフォーマンスをライヴ音源として収録したこの『THE EAGLE HAS LANDED 40 (LIVE)』。巨大な人の波を生み出したヴァッケンでのパフォーマンスから、忠誠心に満ち溢れたベルリンのサポーターを前にしたパフォーマンス、そして凄まじい盛り上がりを見せるロンドンでのパフォーマンスなど、2007年から2018年までの間に彼らが行ってきたヘッドライン・ツアーやフェスティヴァル出演時の音源の中から、最高の瞬間ばかりを収録したこの40周年記念ライヴ・アルバムは、彼らの神髄をとんでもない圧力とともに体験させてくれる、全メタル・ファン必聴の作品だ。もちろん、ここに収録されている楽曲/音源は、ビフ・バイフォード本人が選曲したものだ。

「State of Grace」から「Machine Gun」、猛烈な「20,000 Ft」から雷鳴の如き「Battering Ram」など、NWOBHMの歴史=SAXONの生き様を捉えた楽曲ばかりが収録されているのだが、忘れてはならないのがゲスト出演陣だ。79年のMOTORHEADとのツアーが、バンドにとって最初のツアーとなったことから、今作ではMOTORHEADの「Ace of Spades」のカヴァーが収録されているのだが、この曲にはあのエディ・クラークがゲスト参加、サクソンの代表曲であり、もはやクラシック・メタル・トラックともいえる「747 (Strangers in the Night)」にはフィル・キャンベルが参加、さらに「20,000 FT」では直近の作品のプロデュースも手掛けたアンディ・スニープが参加している。

この記念すべき『THE EAGLE HAS LANDED 40 (LIVE)』は、全40曲を収録した3枚組CDに加え、全音源を5枚のアナログ盤に収録し、ラミネート・パスのレプリカやスリップマット、40Pの豪華ブックレットなどを収めた限定アナログ・ボックス・セットでもリリースされる。

 

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タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2019年06月10日 16:08