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ヴィンツバッハ少年合唱団とパーカッション奏者シモーネ・ルビノが共演!『ウォーター&スピリット』

ヴィンツバッハ少年合唱団

ドイツの数ある少年合唱団の中でも、バッハの名カンタータの正確な音程と美しい歌声で一糸乱れぬ完成度の高さをもつ、1946年に設立された「ヴィンツバッハ少年合唱団」。1978年から2011年まで指揮者を務めたカール=フリードリヒ・ベリンガーの厳しい指導もあって、高度な実力を獲得、彼らの正確で美しい合唱への評価は、ドイツだけでなくヨーロッパでも屈指の存在として非常に高いものとなっています。2012年からは、1973年生まれの若手マルティン・レーマンの下で、さらなる発展を遂げています。

1200年以上前、賛美歌「創造主なる聖霊よ」はアーヘン評議会で初めて歌われました。その作者は神学者ラバヌス・マウルスであったと推定されていますが、この賛美歌は人間が直接聖霊に訴えかける内容になっている点が非常に珍しく、ブラームス、マックス・レーガー等の偉大な作曲家たちが、その時代にあった様式でこの賛美歌に付曲しています。

ヴィンツバッハ少年合唱団の最新アルバム『ウォーター&スピリット(水と精神)』は、この賛美歌のさまざまな時代に作曲されたヴァリエーションを集めたもので、バロック時代に始まり、ロマンを経て現代にいたる幅広い時代の合唱曲を収録し、平和、救い、保護と精神的な悟りへの永遠の憧れというたテーマを探っていきます。
共演は、若手パーカッション奏者、シモーネ・ルビノで、マリンバや他の打楽器の音と組み合わせて、これらの神聖な傑作のための時代を超越した深く新しい音を生み出しています。

シモーネ・ルビノは、2014年ミュンヘン国際コンクール優勝。2016年ヤング・アーティスト・アワード受賞。ソヒエフ指揮ウィーン・フィルとの共演で、ルツェルン音楽祭にてタン・ドゥンのマリンバ協奏曲「自然の涙」を演奏するほか、タン・ドゥンの作品の初演も多く手がけています。2017年にはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも出演しています。演奏だけでなく作曲も行っており、このアルバムのために書いた作品が1曲収録されています。
(ソニーミュージック)

『ウォーター&スピリット』
【曲目】
1. ヨハン・ヴァルター(1496-1570):いまぞ、我ら聖霊に願い奉る
2. J.S.バッハ(1685-1750):み霊 わが弱きを助く
3. ラバヌス・マウルス(780-856):創造主なる聖霊よ
4. シモーネ・ルビノ(1993-):パーカッションと声楽のための「水と精霊の誕生」
5. ヨーゼフ・レンナー(1868-1934):創造主なる聖霊よ
6. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):神よ、私に清い心を創造してください
7. アルベルト・ベッカー(1834-1899):来たれ聖霊、わが主
8. タン・ドゥン(1957-):打楽器協奏曲『自然の涙』~「秋」
9. エマニュエル・フォークト(1925-2007):御手にわが霊を委ねん
10. ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):今から後、主にあって死ぬ人は幸いである
11. フランシス・プーランク(1899-1963):地上は暗闇となり
12. タン・ドゥン(1957-):『水の協奏曲』~水の精霊
13. エルンスト・ペッピング(1901-1981):イエスとニコデモ
14. タン・ドゥン(1957-):打楽器協奏曲『自然の涙』~「冬」
15. マックス・レーガー(1873-1916):夜の歌
16. ハビエル・ブストー(1949-):主の祈り

【演奏】
ヴィンツバッハ少年合唱団
マルティン・レーマン(指揮)
シモーネ・ルビノ(マリンバ、パーカッション)

 【録音】
2019年3月31日-4月5日、ドイツ、ヴィンツバッハ合唱センター

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年06月10日 00:00