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ロバート・レッドフォード特集



2018年『さらば愛しきアウトロー』で俳優としての引退宣言を行った、ザ・ハリウッドスター、ロバート・レッドフォード。観客を独特の世界に引き込む俳優としての魅力だけでなく、『普通の人々』からは監督・製作業にも意欲的。今や、映画界の新しい才能の育成機関としても有名な<サンダンス・インスティテュート>を設立、彼が映画界にもたらした功績は計り知れない。

そんなロバート・レッドフォードだが、そんな彼の、ここでは名優として、数々の名作とともにある彼の代表作群を紹介。いずれも、今や、映画を語るに欠かせない、キーとなった作品ばかりだ。


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『明日に向って撃て!』
ロバート・レッドフォードが世界的スターへのきっかけといえば、この歴史的名作にして、アメリカン・ニューシネマの傑作。1890年代、アメリカ西部から南米にかけて悪名をとどろかせた実在のアウトロー、ブッチとサンダンスの生涯を映画化したものだが、これは西部劇というより、いつの時代にも変らない永遠の青春像をとらえた映画であり、そこが従来の西部劇にない新しさだった。主題歌「雨にぬれても」を始めとした、巨匠バート・バカラックの最高傑作のひとつと言える、ノスタルジックさと親しみやすさが際立つ音楽が魅力的で必聴。とにかく、ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロスの三人の輝き方といったら。





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『スティング』
『明日に向って撃て!』のジョージ・ロイ・ヒル監督、ポール・ニューマンと再び組んだ、こちらはスカッと爽快、世紀のイカサマコンビの一世一代の大博打コメディ。『007ロシアより愛をこめて』の殺し屋『ジョーズ』の漁師で知られる名優ロバート・ショウを敵役に、騙し騙されのゲームが小気味よく展開する犯罪ドラマ。スコット・ジョプリンのラグタイム・ピアノ・メロディを楽しくアレンジしたマーヴィン・ハムリッシュのサントラも最高。






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『大統領の陰謀』
今や、世界情勢において、手に汗にぎるサスペンスだけでは終わらない、現代人必見の実録ドラマ。世界を震撼させた<ウォーターゲート事件>を追う、ふたりの若き記者をレッドフォードとダスティン・ホフマンが演じ、アクションではなく、そのほとんどが室内の会話シーンのみで構成されながら、絶妙のタッチで描き出す、鬼才アラン・J・パクラ監督の名人芸。







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『コンドル』
陰謀に巻き込まれ、自身が所属する組織から狙われる男の逃走劇。
『雨のニューオリンズ』『追憶』など、ユニークな人間ドラマにレッドフォードを登用し、彼の魅力を知り尽くす名匠シドニー・ポラック監督が、本格的なサスペンスに挑んだ名作。ジャズ・フュージョン界の重鎮にして、スコア・コンポーザーとしても名高いデイヴ・グルーシンの、彼ならではのグルーヴに満ちたサントラは、音楽ファンからも長く愛される名仕事。







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『華麗なるギャツビー』(1974)
ロバート・レッドフォードの<ハンサムなハリウッド・スター>としての面が最大限に引き出された、ゴージャスなメロドラマ。1920年代のアメリカ上流階級の社会で、華やかな日々を過ごす青年ジェイ・ギャツビーの愛と青春の悲劇。F・スコット・フィッツジェラルドの原作をフランシス・フォード・コッポラが脚色。ネルソン・リドルのアレンジによる当時の雰囲気をよみがえらせるサウンドもロマンティック。恋のお相手はミア・ファロー。







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『追憶』(1973)
今やスタンダードの名曲として歌いつがれる主題歌も忘れられない、20年の歳月の中に男と女の愛のドラマを壮大に展開する、バーブラ・ストライザンド主演、シドニー・ポラック監督、マーヴィン・ハムリッシュ音楽担当作品。バーブラ演じるヒロイン、ケイティと愛を誓い合うハベル役がロバート・レッドフォード。






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『ナチュラル』
『普通の人々』で監督業進出後の初主演作は『ブルベイカー』以来、4年ぶりの俳優業カムバックだった。野球の天才として将来を期待されながら、凶弾に倒れ、絶望しされていた男が、35歳で、奇跡のルーキーとして、バッターボックスに立った。1920年代から30年代にかけてのプロ野球界を舞台にノスタルジックかつ幻想的に描いた異色の人間ドラマ。人気脚本家バリー・レヴィンソンが『ダイナー』から2年後に発表した監督第2作。ランディ・ニューマンのスコアも暖かく美しい。







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『愛と哀しみの果て』
20世紀初頭のアフリカを舞台に、アフリカ・サバンナに生きた女性作家、アイザック・ディネーセンの生涯を壮大なロケーションで映画化。監督は名匠シドニー・ポラック。『炎のランナー』の名キャメラマン、デヴィッド・ワトキンによる、あまりにもドリーミーな、自然の絶景感。ヒロインが愛した冒険家デニスをロバート・レッドフォードが演じる。あまりにも美しいジョン・バリーのオーケストラ音楽も、時を忘れさせる。







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『ブルベイカー』
腐敗が横行する刑務所に、新しく所長として任命された男、ブルベイカーは、自ら、囚人として、刑務所の実態に潜り込む。レッドフォードの盟友ポール・ニューマンと刑務所映画の名作『暴力脱獄』を残したスチュアート・ローゼンバーグが、レッドフォードを主演に再び挑む男の世界。こちらも、音楽は『暴力脱獄』と同じラロ・シフリン。


 

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タグ : 勝手に!?映画祭 映画

掲載: 2019年07月23日 16:00