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大切なものを手放して前へ進もう『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』DVD、11月6日発売


© 2018 Hearts Beat Loud LLC. All Rights Reserved.

 

サンダンス映画祭やサウス・バイ・サウスウエストで注目を集め、批評家からも絶賛の声が止まない本作。思わず身体を動かしたくなるリズムが耳に残るサウンドトラックのビートを通して、夢に向かい走り出す娘とその背中を押す父との心温まる物語をNYブルックリンの街並みを背景に描く。

Macの音楽制作アプリを巧みに操るチャーミングな娘と、ヴィンテージギターを掻き鳴らす優しい父が、その関係の中で生み出すポップソングの数々…。歌と演奏のトラックが重なってアレンジに厚みが加わりながら楽曲が育っていく過程が、二人の成長や人生そのものとして描写される。思わずサントラを買いたくなるようなオリジナルナンバーは、ブレッド・ヘイリー監督作品の常連で音楽を担当するキーガン・デウィットによる書き下ろし。生粋の音楽ファンもニンマリの小ネタが散りばめられ、クライマックスシーン「“たびだち”のLIVE」ではカーシー・クレモンズの同録ヴォーカルをそのまま聴かせてくれるなど、音楽映画ファンなら必見の演出がたっぷり。

「夢見がちなアナログ世代の父親」と「堅実志向でデジタル世代の娘」を軸に、現代社会の変化をフラットな目線で捉えてみせた監督・脚本のブレッド・ヘイリー。「廃れるレコードショップ」や「Spotify」などの音楽事情のほか、「高齢社会」「異人種間婚姻」「LGBT」といったキーワードも嫌味なくナチュラルに取り入れることでいろいろな視点から鑑賞できる味わい深い作品に仕上がっている。







【ストーリー】
ニューヨーク、ブルックリンの海辺の小さな街、レッドフック。レコードショップを営む元バンドマンの父フランクと、将来の夢のためにLAの医大を目指す娘サム。二人で作った曲を音楽ストリーミングサービス・Spotifyにアップしたことから、思いがけずフランクの夢が膨らむことになるのだが……。やがて二人に訪れる、新たな一歩のための人生の決断。

【キャスト】
ニック・オファーマン        
カーシー・クレモンズ        
テッド・ダンソン        
サッシャ・レイン        
ブライス・ダナー        
トニ・コレット        

【スタッフ】
監督/脚本:ブレット・ヘイリー                
脚本:マーク・バッシュ                
音楽:キーガン・デウィット                
音楽監修:ジョセフ・ラッジ            
製作:サム・ビスビー                
撮影:エリック・リン           

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年08月28日 13:51