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ベームの歴史的な1963年日生劇場ライヴ“フィガロの結婚”&“フィデリオ”が復活!

ベームの日生劇場ライヴ

ニッポン放送開局65周年記念
復刻! 歴史的名盤
ベルリン・ドイツ・オペラ 日生劇場1963

 

日生劇場は、1963年に日本生命保険が日比谷に設した音楽劇場。記念すべきそのこけら落し公演は、同年10月20日にカール・ベーム指揮ベルリン・ドイツ・オペラの「フィデリオ」でした。彼らも初来日なうえ、海外名門オペラ団の初の日本引越公演にもなりました。

ベームのみならず、フィッシャー=ディースカウやルードヴィヒ、マティス、ナイトリンガーといったスター歌手に加え、若き日のマゼールも来日、10月20日から11月8日までほぼ連日18公演を行いました。チケットは非常に高額ながら完売し、当時の聴衆は本場のオペラに酔いしれたとされます。

日本演奏史に残るこの公演を、ニッポン放送はステレオでライヴ録音していました。「フィガロの結婚」「フィデリオ」「ヴォツェック」とベートーヴェンの第9は1988年にポニーキャニオン社よりCD化され話題となりましたが、今回は初出の「トリスタンとイゾルデ」を加え、最新リマスタリングを施し2ヵ月に分けて発売いたします。伝説のエンジニア半田健一氏の名録音が半世紀を経て新たに蘇ります。

*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

*このシリーズには歌詞対訳が付いておりません。ブックレット中のパスワードでキングインターナショナルのホームページにてPDFをダウンロードできます。
(キングインターナショナル)

復活、ベームとベルリン・ドイツ・オペラ1963年東京の「フィガロ」

グスタフ・ルドルフ・ゼルナー演出。まず何より、伯爵役のフィッシャー=ディースカウの圧倒的な存在感に驚かされます。またマティスのケルビーノの可憐さ、フルトヴェングラーお気に入りのグリュンマーの伯爵夫人も好演。当時69歳のベームもテンポが速く、モーツァルトの生き生きした世界を見事に再現。全体に燃焼度の高い、一期一会の公演の貴重な記録となっています。
(キングインターナショナル)

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(全曲)

アルマヴィーヴァ伯爵:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
伯爵夫人:エリザベート・グリュンマー(ソプラノ)
スザンナ:エリカ・ケート(ソプラノ)
フィガロ:ワルター・ベリー(バス)
ケルビーノ:エディット・マティス(ソプラノ)、
マルチェリーナ:パトリシア・ジョンソン(メゾソプラノ)
バジリオ:ユーリウス・カトナ(テノール)
ドン・クルツィオ:マーチン・ヴァンチン(テノール)、
バルトロ:ペーター・ラッガー(バス)
アントニオ:ワルター・ディックス(バス)、
バルバリーナ:バルバラ・フォーゲル(ソプラノ)
カール・ベーム(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団

録音:1963年10月23日/日生劇場(ライヴ)

56年前の日本の聴衆を驚愕させた「フィデリオ」、日生劇場こけら落し公演

グスタフ・ルドルフ・ゼルナー演出。日生劇場の記念すべきこけら落し公演はベルリン・ドイツ・オペラによるベートーヴェンの「フィデリオ」でした。この公演は日本の聴衆に価値観がひっくり返る衝撃を与えたとされます。まっくらな舞台からフロレスタンの悲痛な叫びが聞こえてきた時や、第一幕で囚人の群れがうごめき呻ぐのをみた時、オペラとは美しい歌声で飾られた見世物だという観念が一挙に吹き飛ばされるのを経験したとされ、またそれを味わえる感性をゼルナー監督をはじめとするドイツのスタッフが感心させました。そのすさまじい爆演ぶりは56年を経た今日でも鮮烈に伝わってきます。まさに日本オペラ上演史に残る名演、永久保存盤です。
(キングインターナショナル)

ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(全曲)

レオノーレ:クリスタ・ルートヴィッヒ(ソプラノ)
ロッコ:ヨーゼフ・グラインドル(バス)、
フロレスタン:ジェームス・キング(テノール)
ピツァロ:グスタフ・ナイトリンガー(バス)
マルツェリーネ:リザ・オットー(ソプラノ)
ヤキーノ:ドナルド・グローブ(テノール)
ドン・フェルナンド:ウィリアム・ドゥリー(バス)
囚人1:バリー・マックダニエル(テノール)
囚人2:マンフレット・ロエル(バス)
カール・ベーム(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団

収録:1963年10月29日/日生劇場(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年09月27日 18:00