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フィリップ・ジョルダン&ウィーン響のベートーヴェン・ツィクルス完結編~交響曲第9番“合唱”


Wiener Symphoniker YouTubeページより

日本語解説付き

1900年に「ウィーン演奏協会管弦楽団」として設立され、100年以上の長い歴史を誇るウィーン交響楽団。
楽団にとって初となるベートーヴェンの交響曲全集の録音に取り組んだのは2014年に首席指揮者に就任したフィリップ・ジョルダンでした。2017年の春から夏にかけて全曲録音が行われ、これらは半年ごとに1枚ずつリリース。ベートーヴェンのアニヴァーサリー・イヤー(生誕250年)となる2020年(この年よりウィーン国立歌劇場音楽監督に就任)を前に全曲が発売されます。

今回はお待ちかね、ツィクルスの最後を飾る交響曲第9番の登場です!

今作にもヴァルター・ヴァイトリンガーによる解説「限界の超克」(日本語訳付き)が付属します。これまでと同じく作品の詳細な解説を行うとともに、ジョルダンがこの偉大な作品に寄せる思いも綴っていきます。交響曲第3番《英雄》を第9交響曲の先駆的作品とみなし、「第1楽章は「ガイスト(霊)、第2楽章で中心となるのはリズム、第3楽章ではメロディが支配している。そして最終楽章が、これらすべてを巨大な変奏様式の中で綜合する。これ以上の変奏はあり得ない」と語るジョルダンの作品についての興味深い考察もお読みいただけます。

ジョルダンが熟考の上に導き出したテンポ設定と、自然な解釈による流れるような音楽作りはもちろんのこと、ジョルダンが「これまでに経験し得た中で最良の4人を集めることができた独唱者たち」と合唱団が一丸となって築き上げるクライマックスの迫力にも圧倒されます。

2020年には全集発売が予定されています。
(ナクソス・ジャパン)

ベートーヴェン(1770-1827):交響曲 第9番 ニ短調 Op.125
ジョルダン指揮 ウィーン交響楽団
日本語解説付き

1.第1楽章:Allegro ma non troppo e un poco maestoso
2.第2楽章:Molto vivace
3.第3楽章:Adagio molto e cantabile
4.第4楽章:Finale: Presto - Allegro assai

アニャ・カンペ(ソプラノ)
ダニエラ・シントラム(メゾ・ソプラノ)
ブルクハルト・フリッツ(テノール)
ルネ・パーペ(バス)

フィリップ・ジョルダン(指揮)
ウィーン交響楽団

解説日本語翻訳…舩木篤也

演奏時間(14’15”/13’27”/12’12”/23’19”)

録音 2017年5月21-22日 ムジークフェライン・ザール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年10月17日 15:00