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ヘレヴェッヘがシューマンの“交響曲第2番&第4番”を再録音!今回はモダン・オケのアントワープ響との共演

ヘレヴェッヘ

ヘレヴェッヘ、モダン・オケとシューマンを再録音!

古楽と合唱指揮の世界から徐々にレパートリーを広げ、シンフォニックなレパートリーでも注目されるようになって久しいヘレヴェッヘ。彼がドイツ・ロマン派の作品に相対するときには、圧倒的な古楽研究の経験値が大きな意味を持つことが少なくありませんが、さらに言うなら、彼が何よりもまず合唱指揮で頭角をあらわし、ロマン派作品でも「ことば」のある合唱作品で名演を刻んだのが先だったことも忘れてはならないポイントです。そうした音楽との向きあい方がとくに意味をもつのがシューマンの演奏解釈。長くピアノ曲しか書かなかったシューマンが交響曲を書くまでの間、徹底的に歌曲ばかり書いていた時期を挟んでいることを考えれば、ヘレヴェッヘのアプローチは最適な経験の重ね方と言ってよいかもしれません。

ヘレヴェッヘはすでにharmonia mundi franceでシューマン交響曲を全曲録音していますが、そのときには自らのピリオド楽器楽団であるシャンゼリゼ管弦楽団との共演だったのに対し、今回はピリオド奏法の発想を取り入れた現代楽器の楽団であるアントワープ交響楽団(旧称ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団)を指揮しての録音。
「残された時間は自分にとって意味ある作品の解釈に使いたい」と語るヘレヴェッヘが新たに問うシューマン像に期待が募ります。

同様にピリオド楽器での全曲録音のあと、改めてロンドン交響楽団とシューマン・ツィクルスを録音したガーディーナーの解釈と聴き比べながら、ピリオド解釈ありきの21世紀のシューマン像に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
シューマン:
1-4) 交響曲 第2番 ハ長調 作品61
5-8) 交響曲 第4番 ニ短調 作品120

【演奏】
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
アントワープ交響楽団
コンサートマスター:リサンネ・スーテルブルック

【録音】
2018年6月18~20日[1-4]
2018年4月17~19日[5-8]
エリザベート王妃記念音楽堂、アントウェルペン(アントワープ)、ベルギー

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付]
解説日本語訳:白沢達生

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年10月24日 00:00