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ボロン&フライブルク・フィル~知られざる作曲家マニャールの管弦楽作品集

フライブルク・フィル

ベストセラー作家の父のもと、比較的裕福な家庭に育ったマニャール。20歳の時にワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》に魅了された彼は、実家の経済的な援助を受けることなく、自らの力で音楽の道に進むことを決意します。
パリ音楽院に入学しマスネに師事したものの、個人的に師事したダンディから受けた影響の方が大きく、マニャールは「交響曲作家」としての栄誉を求め、少なくとも9曲の交響曲を完成させることを目標に作曲家としての活動を始めました。
しかし、その望みは、第一次世界大戦時のドイツ兵との壮絶な戦いによる彼の死によって打ち切られてしまい、4曲の交響曲を含む20曲ほどの作品だけが残されています。

このアルバムには、マニャールが初めてオーケストレーションに挑んだ「古風な様式による管弦楽組曲」から、1904年の「ヴィーナスへの賛歌」まで5作品が収録されています。どれも、マニャールの心情が反映された美しく力強い作品です。
(ナクソス・ジャパン)

『マニャール:管弦楽作品集』
【曲目】
マニャール(1865-1914):
1. 序曲 Op.10(1895)
2. 葬送の歌 Op.9(1895)
3. 正義への賛歌 Op.14(1902)
4. ヴィーナスへの賛歌 Op.17(1904)

古風な様式による管弦楽組曲 Op.2(1888)
(P.マルケによる編集版 1892)
5. 第1曲 フランセーズ(Allegro giocoso)
6. 第2曲 サラバンド(Mesto)
7. 第3曲 ガヴォット(Allegro)
8. 第4曲 メヌエット(Tranquillo)
9. 第5曲 ジーグ(Energico)

【演奏】
ファブリース・ボロン(指揮)
フライブルク・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2018年6月18日…1
2018年6月18-19日…2
2018年7月7日…3
2017年10月2-3日…4
Rolf Böhme Saal Konzerthaus,Freiburg,Germany

2019年3月8日…5-9
SWR studio,Baden-Baden,Germany

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年03月05日 00:00