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Sparks(スパークス)|デビューから(ほぼ)半世紀。完全無敵のポップ・デュオが放つ通算24作目となる新作『A Steady Drip, Drip, Drip』

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2020年03月06日 16:04

Sparks(スパークス)

世界各地でカルト的人気を集める、完全無敵のポップ・デュオ、スパークス。ロンとラッセルのメイル兄弟からなるこのデュオは、1971年のアルバム・デビュー以来、グラムからパワー・ポップ、エレクトロにダンス・ポップ、さらにはチェンバー・ポップまで、時代時代のポップ・ミュージックを己の中に取り込みながら、一貫してスパークスだと分かるような音世界を創り上げている。

昨年は兄弟自らキュレートしたベスト・アルバムと、通算16作目となる『GRATUITOUS SAX & SENSELESS VIOLINS(邦題:官能の饗宴)』の発売25周年記念デラックス・エディションをリリースしていたスパークスだが、2020年、2017年の『HIPPOPOTAMUS』以来約3年ぶりとなる通算24作目のアルバムをリリースする。昨年バンドのツイッターに”ニュー・アルバムにとりかかっている”とのコメントを投稿し、ファンの期待を集めていたが、いよいよその全貌が明らかとなる!

先日公開された、”スパークスのスポークスパーソン“であるマネキン美女が語る“アルバムの発表映像”によれば、メイル兄弟はアルバムの制作にかなり力を入れたそうで、収録されている14曲にはグラミー賞も夢じゃないと思われる出来の楽曲もあるという。また同時に、兄弟が音楽・脚本を手掛けるミュージカル映画『ANNETTE』、そしてスパークスについてのドキュメンタリー映画が控えていることも明らかにしている。ちなみにミュージカル『ANNETTE』は『ポンヌフの恋人』などで知られるレオン・カラックスが監督を務め、主演にはアダム・ドライバー&マリオン・コティヤールの名が挙がっている。また現時点ではタイトル未定のドキュメンタリー作品の監督は、『ベイビー・ドライバー』などを手掛けたエドガー・ライトが務めることが発表されている。2020年は、スパークスにとって盛沢山の年になるようだ。

アルバム先行トラックとして“Please Don't Fuck Up My World”と“Self-Effacing”の2曲がリリースされているが、それらを聞いてもらえれば、スパークスのグラマラスでキッチュなポップ・センスが一層研ぎ澄まされていることがわかるだろう。

デビューから(ほぼ)半世紀。加齢もマンネリもどこ吹く風、自身の音楽だけでなく、ミュージカル映画やドキュメンタリー映画など、その”ポップ・アート“の幅をますます広げているスパークス。変態ポップのDNAはその進化を留めることはないのだ!  

CD

LP

 

01. All That
02. I'm Toast
03. Lawnmower
04. Sainthood Is Not In Your Future
05. Pacific Standard Time
06. Stravinsky's Only Hit
07. Left Out In The Cold
08. Self-Effacing
09. One For The Ages
10. Onomato Pia
11. iPhone
12. The Existential Threat
13. Nothing Travels Faster Than The Speed Of Light
14. Please Don't Fuck Up My World

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