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アルブレヒト&オランダ・フィルがツェムリンスキーの交響詩“人魚姫”を2013年校訂版で録音!

人魚姫

マルク・アルブレヒト率いるオランダ・フィルが多彩な響きで魅了!
ツェムリンスキーの交響詩『人魚姫』を
アントニー・ボーモント2013年校訂版で録音!

管弦楽のための幻想曲『人魚姫』は、ツェムリンスキーが1902年から1903年にかけて作曲し、1905年、ウィーン音楽芸術創造家協会主催のコンサートで初演されたアンデルセンの童話『人魚姫』を基にした3楽章からなる交響詩。
初演は評価されたものの、同コンサートで演奏されたシェーンベルクの『ペレアスとメリザンド』により多くの注目が集まり、また一部『人魚姫』に対しての酷評もあったためか、その後演奏されることはなく、楽譜の出版もされませんでした。死後、ツェムリンスキーに対する再評価が進み、この作品は1980年代に復活蘇演されました。その後シャイーやダウスゴーなどが録音したことにより現在ではツェムリンスキーの代表作として評価されております。
当録音ではツェムリンスキーを含む20世紀前半のドイツ、オーストリア、イギリスの作品をレパートリーとし、また音楽学者としてツェムリンスキー、マーラーに関する本も出版している指揮者アントニー・ボーモント(1949-)が2013年に校訂した版を採用しております。

作品は暗い海底の描写ではじまり、その後ヴァイオリンのソロで人魚姫の主題が現れる第1楽章、海の魔女の家を訪れる人魚姫から王子の結婚式を描いた第2楽章、そして人魚姫の自殺、天国への救済までを描いた第3楽章で構成。ブラームス派から離れ、新ドイツ楽派に急接近した時期の作品です。

当演奏の指揮はマルク・アルブレヒトです。マルク・アルブレヒトは指揮者ゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの子息としてハノーファーに生まれ、クラウディオ・アバドのアシスタントを経てドイツ各地の歌劇場で研鑽を積みました。2011年よりオランダ・フィルハーモニー管弦楽団、同室内管弦楽団およびネーデルラント・オペラの音楽監督を務め、その後、ネーデルラント・オペラは「オペラハウス・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞し、2020年まで契約を延長することが決定しております。PENTATONE レーベルからは同団との共演でマーラー・シリーズ【『大地の歌』(PTC5186502)、交響曲第4番(PTC5186487)、マーラー・ソング・サイクルズ(PTC5186576)】、R. シュトラウスの『英雄の生涯』& ブルレスケ(PTC5186617)など多くのディスクをリリースしており、いずれも高い評価を得ております。
(キングインターナショナル)

【曲目】
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):
管弦楽のための幻想曲『人魚姫』(アントニー・ボーモント、2013年校訂版)

1.第1楽章:非常に重々しく
2.第2楽章:大きく動いて、ざわめくように
3.第3楽章:苦悩に満ちた表現で、広大に

【演奏】
マルク・アルブレヒト(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2018年11月10-12日/アムステルダム、コンセルトヘボウ
セッション録音

エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(PENTATONE)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年04月27日 00:00