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世界初録音!ドレジャル弦楽四重奏団&ハラバーンコヴァー~ミスリヴェチェク:オーボエ五重奏曲&弦楽四重奏曲集

ミスリヴェチェク

演奏家の並々ならぬ熱意により世界初録音!!
近年再評価されるミスリヴェチェクの
オーボエ五重奏曲、弦楽四重奏曲集が登場!

近年、再評価されているヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)。鍵盤のための作品全集(BIS/BISSA2393)、オラトリオ『アダムとイヴ』(PASSACAILLE RECORDS/PAS1053)、フルート協奏曲(PENTATONE/ PTC5186723)など、各レーベルからのリリースが続いております。SUPRAPHON レーベルからは世界初録音となったオーボエ五重奏曲と弦楽四重奏曲です!

プラハ近郊ホルニー・シャールカに生まれ、ローマで没したミスリヴェチェクは、ヴェネツィアでジョヴァンニ・ペシェッティに師事し、軽快な声部書法と旋律面での豊かな創意によってイタリア歌劇の作曲家として名声を博したほか、古典派の交響曲、室内楽曲を多数作曲しました。若きモーツァルトと面識を持ち作曲語法も近いものがあり、モーツァルトに大きな影響を与えた人物としても知られています。

ここに収録されたオーボエ五重奏曲、弦楽四重奏曲はすべて世界初録音。
2つの弦楽四重奏曲 Op.3は1768年パリで出版、また弦楽四重奏曲 ト長調 遺作はミスリヴェチェクの死後まもなくアムステルダムで出版されました。いずれもウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなったミスリヴェチェクの華やかで美しい旋律が魅力です。

さらに注目がオーボエ五重奏曲集。これらの作品はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父、レオポルド・モーツァルトが息子に宛てた手紙にその作品について書いていたことでその存在は知られていました。それは1777年10月の日付の手紙の中で、レオポルドがミスリヴェチェクの五重奏曲をザルツブルク大司教に捧げたいというものでした。オーボエ五重奏曲は6つ書かれていますが、その後オーボエ・パートは消失。しかし、当録音で演奏しているオーボエ奏者のミハエラ・ハラバーンコヴァーとドレジャル弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者のヴァーツラフ・ドヴォルザークがヨーロッパ全域からのコレクションを集めたことにより3つを発見し、見事に復元しました。演奏家の並々ならぬ尽力により世界初録音が実現に至りました。

この録音で明らかになったのはやはりミスリヴェチェクの作品は傑作揃いであること。グルック、ハイドンなどの巨匠たちと並んで、完成度の高い美しい作品がここに聴くことができます!
(キングインターナショナル)

【曲目】
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):
1.五重奏曲第1番 変ロ長調
~オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:B2(1777?)

2.弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.3 ED 4:F1(1768/69)

3.弦楽四重奏曲 イ長調 Op.3 ED 4:A1(1768/69)

4.五重奏曲第2番 ニ長調
~オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:D1(1777?)

5.弦楽四重奏曲第5番 ト長調 遺作 ED 4:G4(1781)

6.五重奏曲第3番 ヘ長調
~オーボエ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための ED 5:F2(1777?)

【演奏】
ドレジャル弦楽四重奏団
[メンバー]
ヴァーツラフ・ドヴォルザーク(第1ヴァイオリン)
ヤン・ズロストリーク(第2ヴァイオリン)
マルチン・アダモヴィチュ(ヴィオラ)
ヴォイチェフ・ウルバン(チェロ)

ミハエラ・ハラバーンコヴァー(オーボエ)[1,4,6]

【録音】
2020年7月6-8日
ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
セッション録音

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年08月20日 00:00