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武田砂鉄|おすすめ関連本

ライター、ラジオパーソナリティとして活躍する武田砂鉄。最新著書『わかりやすさの罪』を中心にこれまでの作品などを紹介!

武田砂鉄
1982年生まれ。東京都出身。編集者を経てライターに。デビュー作『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞など受賞。ラジオではTBS「ACTION」金曜パーソナリティー、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」火曜日隔週で出演。雑誌は「文學界」「ヘドバン」「SPA!」「VERY」「暮しの手帖」などでなど多数。タモリ倶楽部には2度出演(「作者の気持ちを作者は解けるか?」「なまり"ミュージックアカデミー」)。HR/HMを愛聴する。

武田砂鉄/わかりやすさの罪

 

日本語の極端な「わかりやすさ」の追求の果てに、日本人の思考、日本社会に今、何が起きているのか。損なわれたものとは。政治家の発言や池上彰氏の番組、「泣ける」映画、伝え方をノウハウを記したビジネス書などを挙げながら論じる。

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第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作
何気なく耳にするフレーズには、実は社会の欺瞞が潜んでいる。「うちの会社としては」の“うち”とは一体誰なのか。「育ててくれてありがとう」が貧相にする家族観。「国益を損なうことになる」は個を消し去る。「会うといい人だよ」が生む閉鎖性。「なるほど。わかりやすいです。」という心地よい承認の罠。現代の紋切型を解体し、凝り固まった世間を震撼させる、スリルと衝撃のデビュー作。

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又吉直樹と武田砂鉄による応答の軌跡
言葉の世界にそれぞれ立ち向かう同年代の作家が、一年半にわたって新聞上で交わした往復書簡。それは、いわゆる「往復書簡」とはまったく異なる。
馴れ合いや戦略や俯瞰から遠く離れて、記憶を掘り起こし、違和感を継ぎ足し、書くことについて考える。流れから逸脱し、散らばった先でぶつかり合って、思索が自由に泳いでいく。
「言葉への態度」をめぐる、個と個のあてどない応答の軌跡。

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「空気」が支配する国だった日本の病状がさらに進み、いまや誰もが「気配」を察知することで自縛・自爆する時代に? 「空気」を悪用して開き直る政治家たちと、そのメッセージを先取りする「気配」に身をゆだねる私たち。一億総忖度社会の日本を覆う「気配」の危うさを、さまざまな政治状況、社会的事件、流行現象からあぶり出すフィールドワーク。

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文化はコンプレックスから生まれる。
天然パーマ、背が低い、下戸、ハゲ、一重(ひとえ)、遅刻、実家暮らし、親が金持ち……これまで腰を据えて熟考されることのなかった10個のコンプレックスに向き合い、数々の文献を読み解きながらしつこく考察した評論集。

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EXILE、石原さとみ、堂本剛、ベッキー、宮崎あおい、星野源……回り道を重ねて芸能人の生態を観察し、テレビの向こう側に私たちが感じるわだかまりを力の限りで受け止める。現代社会の「空気」をつかみ取り、テレビと私たちの緊張関係を取り戻す。

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ナンシー関に"賞味期限"はない
特定の時代のテレビが作り出す空気について書いているのに、それが半永久的な説得力を持つという摩訶不思議。2002年、39歳で急逝した消しゴム版画家・ナンシー関。その言葉は今なお、テレビの中に漂う違和感に答え続けてくれる。彼女の大ファンで、日常の違和感を小気味よい筆致であぶり出す武田砂鉄が『週刊朝日』の伝説的コラム「小耳にはさもう」から選び抜いたベスト・オブ・ベスト!連載462回分のハンコも壮観。

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メタルゴッドこと伊藤政則。学生時代の武田砂鉄はHR/HMを愛聴し、伊藤政則から多大な影響を受け、現在のライターとなる影響を与えた人物。今回は現在購入可能な伊藤政則のメタル愛にあふれる最重要4冊を紹介!

 

タグ : 書籍

掲載: 2020年08月30日 16:55