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実力派ソプラノ、天羽明惠が待望のソロアルバム「R.シュトラウス 4つの最後の歌」をリリース

天羽明惠

ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏絶賛!
激動の時代を生き抜く「女性の愛」を描き出す名唱

「〈夕映えのなかで〉(《4 つの最後の歌》終曲)では、世のどんな混迷にもめげず力強く生き、人生を全うし、愛する相手と“静かな平和”を深々と呼吸する。その満足感に、身震いするほどの真実感がこもる。(中略)星の高みまで、来し方行く末を見はるかす天羽のスパンは、聴き手を深い自己観照に誘いこむ。まさにその肯いに、彼女の“歌”の本領がある(喜多尾道冬氏のライナーノーツより)」

ドレスデン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等で活躍する実力派ソプラノ、天羽明惠の待望のソロアルバム(自主レーベル「AA Classics」リリース第1弾)
「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、R.シュトラウス、シェーンベルク、ウルマン、山田耕筰の歌曲を収録。
伴奏は、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者ジークムント・イェルセット。
企画・制作(プロデューサー)は、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉。
レコーディングは、RCA、ソニー、DG等への録音で知られる名プロデューサー、フィリップ・ネーデル(b-sharp)が担当。収録は、2019年3月にベルリンのb-sharpスタジオで実施。
ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。作品解説・歌詞対訳付き。

ベルリン・コーミッシェ・オーパーに数シーズンにわたって出演し、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場、ジュネーヴ大劇場等、欧州のオペラハウスで活躍する実力派ソプラノの天羽明惠が、待望のソロアルバムをリリースします。プログラムは、R・シュトラウス「4つの最後の歌」(ピアノ版)を中核に、19世紀末~20世紀前半のドイツ・リートおよび山田耕筰の歌曲23曲で構成されています。R・シュトラウスは、1890年代より20世紀前半にかけての独墺音楽界を席捲しましたが、その長い人生は、ナチス・ドイツへの協力も含めて、波乱に富んだものでした。当盤では、初期の歌曲と、第2次大戦後の晩年に書かれた「4つの最後の歌」を収録。一方、シェーンベルクとウルマン(1944年、アウシュヴィッツ強制収容所で殺害されたユダヤ系作曲家)の作品からは、ユーゲント様式で作曲された初期の「4つの歌」作品2、高名な女流詩人リカルダ・フーフの詩に付曲された「5つの愛の歌」作品26を取り上げています。さらに、1910年から3年間ベルリンで学んだ山田耕筰の作品より、《澄月集》、〈紫〉をフィーチャー。R・シュトラウスの強い影響のもとに書かれた、後期ロマン派的、ドイツ・リート的な作品です。伴奏に当たるのは、ノルウェーを代表する歌曲伴奏者で、天羽と長年共演を続けるジークムント・イェルセット。企画・制作(プロデューサー)には、ドイツ・リートに造詣が深いベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉が当たっています。レコーディングは、RCA、ソニー、ドイツ・グラモフォン等で録音を行っているドイツ人トーンマイスター(レコーディング・プロデューサー)、フィリップ・ネーデル(b-sharb)が担当。録音は、2019年3月にベルリンのb-sharpスタジオで行われました。なお本CDは、天羽の自主レーベル「AA Classics」のリリース第1弾に当たります。ライナーノーツは、ドイツ歌曲評論の大家、喜多尾道冬氏が執筆。ブックレットには、邦盤リリースが稀なウルマン作品も含めて、歌詞対訳が付けられています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
シェーンベルク:
4つの歌曲 作品2
[I:期待,II:僕に君の金の櫛を贈ってくれ~イエスの懇願,III:高揚,IV:森の木漏れ陽]

ウルマン:
リカルダ・フーフの詩による5つの愛の歌 作品26
[I:お前はどこからそのすべての美を受けたのだ,II:ピアノを弾きながら,III:嵐の歌,IV:もし私に何か良いものが書けるとすれば,V:おお、美しい手よ]

山田耕筰:
紫、澄月集
[I:山また山,II:月をのする,III:行きまよひ,IV:ただ澄める,V:なかなかに]

R.シュトラウス:
君は私の心の冠 作品21の2
ばらの花飾り 作品36の1
あした! 作品27の4
私は漂う 作品48の2
4つの最後の歌(ピアノ伴奏版)
[I:春,II:9月,III:眠りにつこうとしてIV:夕映えのなかで]

【演奏】
天羽明惠(ソプラノ)
ジークムント・イェルセット(ピアノ)

【録音】
2019年3月12~15日
ベルリン、b-sharpスタジオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年10月16日 12:00