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スペインの実力派ギタリスト、パブロ・サインス・ビジェガスの新録音!『ソウル・オブ・スパニッシュ・ギター』


[Pablo Sáinz-Villegas, Spanish Guitar 公式チャンネルより]

「彼こそスペインギターのグローバル・アンバサダー」と評されるパブロ・サインス・ビジェガスによる、スペインのギター魂!

スペイン・ラリロハ地方の実力派ギタリスト、パブロ・サインス・ビジェガス。カリスマ性、情熱、驚異のテクニックを併せ持ちこの世代の唯一無二の存在として世界的に知られています。2003年タレガ国際ギターコンクール優勝、2006年にクリストファー・パークニング・コンクールで金メダルを受賞し、これまでに30を超える音楽賞を受賞しています。2006年、ニューヨーク・フィルにデビュー。2012年、アカデミー賞作曲家であるジョン・ウィリアムズによるギター新作「Rounds」の世界初演を行っています。
これまでに世界のトップレベルのオーケストラと共演しているほか、2016年レアル・マドリードの本拠地ベルナベウ・スタジアムで世紀の名歌手プラシド・ドミンゴと競演し、2018年には、ニューヨークのカーネギーホールで開催されたグラミー賞クラシックイベントに選抜。ドミンゴの声と彼のギターのみで構成されたアルバム『ボルベール~帰郷』(SICP-31178)も同年に発売されています。
そして2020年4月にはNHK交響楽団との共演で来日予定でしたが、新型コロナウイルスのために中止となってしまいました。2020年末のベルリン・フィルのジルベスターコンサートに、初のギタリストとして出演し「アランフェス協奏曲」を演奏する予定です。ビジェガスは、「スペインのギターの魂」を体現しており、スペイン文化の大使として長い間国際的に高く評価されており、ビルボード誌では「彼こそスペインギターのグローバル・アンバサダー」と評され、クラシックギターの伝説的な父であるアンドレス・セゴビアの後継者としてふさわしい人物と見なされています。

最高の妙技とタッチの軽さ、情熱と憂鬱、そしてギターの6本の弦が1つの鼓動のように振動するとき、ビジェガスの演奏にはそれら全てが現れてきます。この最新アルバムには、彼の魂に近い10の作品が選ばれています。『スペイン音楽は、さまざまな民俗伝統のハーモニー、リズム、メロディー・・・そうしたさまざまな影響のブレンドを表しています。これらの伝統は、アラブ人やキリスト教徒だけでなく、他の人たちにもあるものです。スペインのギターのために書かれた音楽の中で、リスナーは「国全体の声」を認識するかもしれません。これは「さまざまな文化の何世紀にもわたる平和共存」に基づいた言語なのです』と、彼は説明します。

今回のアルバムには、これまでギター用に書かれた最も有名な作品がいくつか含まれています。しかし、彼の興味の中心となっているのは、とりわけ2人の作曲家です。
フランシスコ・タレガの代表作として「アルハンブラの思い出」「アラビア風奇想曲」「ホタ」「涙」が、アルベニスの代表作として「アストゥリアス」「マリョルカ島」。
『これらの作品は、私が大好きなスペインのさまざまな地域を代表しており、密接な関係にあります。まとめると、「スペインギターの本質と魂」に他なりません』と。語っています。これらの作品のインスピレーションの源は、民謡、特にホタはビジェガスが若い頃によく演じたダンスです。
ヘロニモ・ヒメネスの「ルイス・アロンソの結婚式」の間奏曲は、一幕物のオペラ、演劇、演劇、コメディを統合した典型的なスペインのジャンルであるサルスエラへのオマージュともなっています。
(ソニーミュージック)

『ソウル・オブ・スパニッシュ・ギター』

【収録予定曲】
1. アルベニス:アストゥリアス(伝説)
2. 作者不詳:スペインのロマンス
3. ヘロニモ・ヒメネス:サルスエラ『ルイス・アロンソの結婚式』~間奏曲
4. タレガ:アルハンブラの思い出
5. タレガ:アデリータ (マズルカ)
6. アルベニス:朱色の塔(セレナータ)
7. タレガ:アラビア風奇想曲
8. タレガ:ホタ(演奏会用グラン・ホタ)
9. アルベニス:マリョルカ島(舟歌)
10. タレガ:涙(プレリュード)

【演奏】
パブロ・サインス・ビジェガス(ギター)

【録音】
2020年7月30日、ロサンゼルス、AfterHours Studios
2020年8月31日、マドリッド、Estudio Uno

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年11月05日 00:00