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CPO レーベル~2021年1月発売新譜情報(7タイトル)

テオドール・デュボワ

今回はテオドール・デュボワの室内楽作品集に、マルクス・ボッシュとカペッラ・アクレイアが演奏するベートーヴェンの付随音楽“シュテファン王”、メロディー・ツァオによるハイドンの“ピアノ協奏曲全集”、ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルクの“交響曲第1番&第3番”、フリードリヒ・ゲルンスハイムの“ヴァイオリンとピアノのための作品全集”などCD6タイトルとLP1タイトルがリリースされます。

テオドール・デュボワ(1837-1924):ピアノ五重奏曲とピアノ四重奏曲
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)、ニーナ・カーモン(ヴァイオリン)、シュテファン・シーリ(オーボエ)、他

1837年、シャンパーニュ地方で生まれたテオドール・デュボワの作品集。ランス大聖堂の教会楽長ルイ・ファナールから教えを受け、その後はパリ音楽院でアンブロワーズ・トマに師事、1861年にローマ大賞を受賞します。以降、マドレーヌ寺院やサント=クロチルド教会の楽長を務めますが、1896年、トマの死に伴い、パリ音楽院院長に就任しました。しかし1905年のローマ賞でラヴェルが参加資格を失った一件から引責辞任しています。
このアルバムにはその頃に書かれた2曲の室内楽曲を収録。古典的な形式に則って書かれたピアノ四重奏曲、第2ヴァイオリンをオーボエに変更し独自の響きを模索したピアノ五重奏曲。どちらもピアノの響きをベースに各々の楽器が繊細な旋律を重ねて行きます。オリヴァー・トリンドル、シュテファン・シーリら名手たちの演奏でお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

ベートーヴェン(1770-1827):劇場のための音楽集 第2集
マルクス・ボッシュ(指揮)カペッラ・アクイレイア、ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団

マルクス・ボッシュとカペッラ・アクイレイラによるベートーヴェン「劇場のための音楽集」。前作ではあまり演奏されることのない『アテネの廃墟』全曲とカンタータ『静かな海と楽しい航海』を取り上げたボッシュ、今作では更に珍しい『シュテファン王』に取り組みました。
1811年に作曲されたこの『シュテファン王』は前述の『アテネの廃墟』と同様、オーストリア皇帝フランツ1世がハンガリーに建築した"ドイツ劇場"のこけら落としのための作品。主人公は西暦1000年にハンガリー王国を建国したイシュトヴァーン1世で、副題には「ハンガリーで最初の善政者」と書かれています。
テキストは『アテネの廃墟』と同じくアウグスト・フォン・コツェブーによるものですが、このアルバムでは前作と同じくカイ・ヴェスラーがカイ・ヴェスラーが現代的な言葉に置き換え、21世紀に通じる内容に作り替えています。他には歌劇《フィデリオ》にまつわる4曲の序曲を収録。
(ナクソス・ジャパン)

ハイドン(1732-1809):ピアノ協奏曲全集(2枚組)
メロディー・ツァオ(ピアノ)、ハワード・グリフィス(指揮)カメラータ・シュヴァイツ

スイス出身の中国系ピアニスト、メロディー・ツァオが弾くハイドンの鍵盤のための協奏曲全集。ハイドンはチェンバロまたはピアノのための協奏曲を、よく知られる第11番 Hob. XVIII:11 を含め3曲しか書いていませんが、この曲集でツァオは、チェンバロ、フォルテピアノ、オルガンのための協奏曲を含めた9曲(偽作とされる作品を除く)全てをモダン・ピアノで演奏。
ロココ趣味の初期作品から、モーツァルトのピアノ協奏曲に比肩する大規模な作品までを華麗に演奏しています。また、オルガン協奏曲は2020年に発表された新エディションによる楽譜が用いられており、この譜面による録音は初のものとなります。
(ナクソス・ジャパン)

アンドレアス・ロンベルク(1767-1821):交響曲第1番&第3番
ケヴィン・グリフィス(指揮)フィオン(ヘルダーラント&オーファーアイセル管弦楽団)

ドイツの作曲家アンドレアス・ロンベルク。幼少期よりヴァイオリニストとして演奏活動を行い、パリ、ウィーン、プラハからイタリア各都市でのツアーで名声を高めました。1790年からはボンの宮廷オーケストラに参加し、若きベートーヴェンと出会ったことでも知られています。現代では主としてヴァイオリン作品の作曲家と見做されていますが、交響曲も10曲ほど書き上げています。これらは1817年、ドイツの有名な音楽新聞“アルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング”でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと同格扱いされたほどに高い人気を誇っていましたが、次第に忘れられてしまい、彼の存命中に印刷されたのは4曲のみ。そして現在譜面が現存しているのは6曲のみです。
今作ではその中から、ケヴィン・グリフィスの指揮により第1番と第3番、序曲「スキピオの偉大さ」が演奏されています。古典派とロマン派を繋ぐ音楽です。
(ナクソス・ジャパン)

フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):ヴァイオリンとピアノのための作品全集(2枚組)
クリストフ・シッケダンツ(ヴァイオリン)、エルンスト・ブライデンバッハ(ピアノ)

ドイツの作曲家フリードリヒ・ゲルンスハイム。7歳から音楽を学び、13歳の時にライプツィヒ音楽院に最年少で入学、やがてピアノをモシェレスに師事し1855年から1860年まではパリに留学、リスト、ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を持ちました。その後はザールブリュッケンの音楽監督をはじめ、様々なオーケストラを指揮、友人であったブラームスや同時代の作品も演奏しています。
このアルバムには14歳の時の習作「ヴァイオリン・ソナタ ホ短調」を含む、ゲルンスハイムの初期から後期に至るヴァイオリンとピアノのための全作品が収録されており、ゲルンスハイムの作風の変遷を知ることができます。とりわけ名ヴァイオリニスト、アンリ・マルトーに捧げられたヴァイオリン・ソナタ第4番はゲルンスハイムの作曲技法の頂点を成す作品とされ、美しい楽想が巧みに構成された見事な音楽です。
(ナクソス・ジャパン)

フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):レクイエム&クリスマス・オラトリオ
フロリアン・ヘイエリック(指揮)、エクス・テンポーレ、マンハイム・ホーフカペレ、他

現代では愛らしいヴァイオリンの小品「ガヴォット」のみで知られる作曲家フランソワ=ジョセフ・ゴセック。しかし彼は30曲近くの交響曲や管弦楽作品、室内楽曲、声楽曲、歌劇まであらゆるジャンルの作品を遺しており「フランス交響曲の父」としても讃えられています。このアルバムで聴ける彼の宗教作品は、当時としては画期的な作風で知られ、中でも1774年に初演されたクリスマス・オラトリオ「キリスト降誕」は、緻密なオーケストラ・パート、聖歌隊が歌う羊飼いや天使の生き生きとした描写が聴衆や批評家たちに絶賛され、コンセール・スピリチュエルで9回以上も再演された記録が残っています。
1760年作曲の「死者のためのミサ曲」は荘厳な序奏で始まる堂々たる作品。初演時には教会の外に管楽アンサンブルを置くなどして話題となりました。
(ナクソス・ジャパン)

ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲、ロマンス 第2番(LP)
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)、マルクス・ボッシュ(指揮)カペッラ・アクイレイア

cpoレーベルの『2020年ベートーヴェン生誕250年記念アルバム』としてリリースされたレーナ・ノイダウアーが演奏するヴァイオリン協奏曲(777559)がLP盤として登場。2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍するノイダウアーと、マルクス・ボッシュが指揮する、名手たちのアンサンブル「カペッラ・アクイレイア」による伸びやかな演奏をお楽しみください。(収録時間の関係で、ロマンスは第2番のみの収録となります)
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年12月04日 00:00