Rev. Louis Overstreet（レヴァランド・ルイス・オーヴァーストリート）｜貴重なフィールド・レコーディング作品『セント・ルークス・パワーハウス教会のオーヴァーストリート牧師』

魅力に満ち溢れたアメリカン・ルーツ・ミュージックをこれまで数限りなく発掘してきたアーフリー・レコードの設立者：クリス・ストラックウィッツ（1931- ）。その彼が1960年にルイジアナ州で発見した福音伝道士がこのレヴァランド・ルイス・オーヴァーストリートです。発見から2年後の1962年、ストラックウィッツは彼の行方を追い、アリゾナ州フェニックスの協会で説教を行っていた彼を再発見。そこで彼とコーラスを務める4人の少年たちが行っていたゴスペル演奏をフィールド・レコーディングしました。

特筆すべきは、レヴァランド・ルイス・オーヴァーストリートのダミ声による迫力／説得力ともに溢れるソウルフルなコールと少年たちの澄んだ歌声によるレスポンスのバランスの絶妙さ、バスドラムとギターというレヴァランドによる手足を使ったマルチプレイ、そして会場の手拍子足拍子やその熱狂ぶりが生々しく伝わってくるその録音状態の素晴らしさです。

本作はその教会でのライヴ演奏に加え、レヴァランドが自宅で行ったソロ・パフォーマンスも後半に収録。こちらは前半のパワー・プレイとは打って変わって彼のブルース・フィーリングたっぷりの渋いギター演奏と、エモーショナルで味わい深い歌声をじっくりと堪能することが出来ます。ソウル、ブルース、R&Bファンの方、必携の一枚です！

輸入盤：国内流通仕様 CD

輸入盤CD