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クリーガー&ベルリン・オペラグループ管による日本を舞台にしたマスカーニの歌劇“イリス”(2枚組)


[参考音源:Berliner Operngruppe 公式チャンネルより]

1890年に初演された歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》で大成功を収めたマスカーニ。その後も指揮者として活躍しながら数々の歌劇を作曲、生涯に15作を書き残しました。
この《イリス》は1898年、ローマでマスカーニ自身の指揮により初演された歌劇。当時、ヨーロッパを席捲していた『ジャポニズム・ブーム』の流れに乗った作品で、台本作家イッリカがマスカーニに台本を提供。初演時は大成功を収めています。

タイトルの『イリス』とはあやめの花のこと。江戸を舞台に盲目の父の世話をする純真な娘イリスが、若者オオサカと女衒キョウトに騙され、吉原に売られてしまう物語。
また第2幕でイリスが歌うアリア「Un dì, ero piccina 私がまだ小さな子供だった頃」は、北斎の浮世絵「蛸と海女」からインスピレーションを得たと言われています。

この作品のタイトル・ロールを歌うのはアルメニア出身のソプラノ、カリーネ・ババジャニアン。プッチーニを得意とする彼女、ここでも美しい歌声で聴き手を魅了します。
指揮は、1975年ドイツ生まれのフェリックス・クリーガー。ベルリン・フィルでクラウディオ・アバドのアシスタントを務め、2000年からビーレフェルト劇場のカペル・マイスターに就任。現在はベルリン・オペラグループ管弦楽団創設者、芸術監督、首席指揮者として活躍しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ピエトロ・マスカーニ(1863-1945):歌劇《イリス》 全3幕
台本: ルイージ・イッリカ

[CD1]
1-16. 第1幕

[CD2]
1-12. 第2幕
13-17. 第3幕

【演奏】
イリス…カリーネ・ババジャニアン(ソプラノ)
オオサカ…サムエーレ・シモンチーニ(テノール)
キョウト…エルネスト・ペッティ(バリトン)
イリスの盲目の父…ダヴィッド・オシュトレク(バス)
芸者…ミナ・クラウゼン(ソプラノ)
くず拾い…アンドレス・モレーノ・ガルシア(テノール)、他

フェリックス・クリーガー(指揮)
ベルリン・オペラグループ管弦楽団&合唱団

【録音】
2020年2月17-18日
ヴェルナー=オットー=ザール、コンツェルトハウス、ベルリン(ドイツ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年02月16日 00:00