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Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)|約9年ぶりとなる新作『MEU COCO(メウ・ココ)』をリリース

Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)『MEU COCO(メウ・ココ)』

ブラジルを代表するシンガー・ソングライター、カエターノ・ヴェローゾが約9年ぶりとなる新作『メウ・ココ(MEU COCO)』を10月21日(日本時間10月22日)にデジタル・リリース(ストリーミング&DL)となり、音楽ファンの間では早くも高い評価を得ている。

そのアルバムのCDリリースが決定。日本盤は2022年1月19日(水)発売。デジパック仕様で歌詞を掲載したオリジナル・ブックレットに加えて、日本盤には対訳と書下ろしの解説(中原 仁)を掲載した冊子が付く。

アルバム収録曲から「セン・サンバ・ナォン・ダー~サンバがなくちゃ」と「アンジョス・トロンショス~歪んだ天使たち」のミュージック・ビデオが公開中。

スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては、バンダセーでリリースした『アブラサッソ』(2012年。日本盤は2013年)以来、9年ぶり。パーマネントなバンド編成ではないオリジナル・アルバムとしては、バンダセーの結成前に出したアルバム『ノイチス・ド・ノルチ』(2000年)まで、21年の歳月を遡る。Meu Cocoは「私の頭脳」。収録された12曲、全てカエターノの作詞作曲で、カエターノの脳内旅行といった趣だ。共同プロデューサーは、ルーカス・ヌネス。末子トン・ヴェローゾが組んでいるバンド、ドニカのメンバーで20代半ば。全曲の録音エンジニアをつとめ、曲によってギター、ベース、キーボードなどを演奏、プログラミングも手がけた、本作の最大のキーパーソンだ。長男のモレーノ、パーカッションのマルシオ・ヴィクトルとプレチーニョ・ダ・セヒーニャ、元バンド・メンバーのジャキス・モレレンバウムやヴィニシウス・カントゥアリアなど新旧の多彩なメンバーと組み、音楽的にはバイーア〜北東部の色彩が強く、とてもヴァラエティ豊か。一言でまとめるなら「声のアルバム」だ。発声、声の表情と余韻、ポルトガル語の音楽的な響きを生かした詩作も含め、カエターノの肉声のクリエイティヴィティは、来年で80歳を迎えるとは信じられない。(中原 仁)

国内盤CD

・解説:中原 仁
・歌詞・対訳付


輸入盤CD


【収録曲】
01. Meu Coco(メウ・ココ~僕の脳ミソ)
02. Ciclâmen do Líbano(シクラーメン・ド・リーバノ~レバノンのシクラメン)
03. Anjos Tronchos(アンジョス・トロンショス~歪んだ天使たち)
04. Nao Vou Deixar(ナォン・ヴォウ・デイシャール~させてたまるか)
05. Autoacalanto(アウトアカラント~自分に歌う子守歌)
06. Enzo Gabriel (エンゾ・ガブリエウ)
07. GilGal(ジウガウ)
08. Cobre(コーブリ~銅の色)
09. Pardo(パルド~浅黒い肌)
10. Voce-Voce(ヴォセ・ヴォセ~あなた・あなた)
11. Sem Samba Nao Da(セン・サンバ・ナォン・ダー~サンバがなくちゃ)
12. Noite de Cristal(ノイチ・ヂ・クリスタウ~クリスタルの夜)

タグ : ブラジル 世界の音楽

掲載: 2021年11月22日 15:49

更新: 2021年12月14日 17:17