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WEEKEND JAZZ ~週末ジャズ名盤探訪 Vol.155

タグ : WEEKEND JAZZ

掲載: 2021年11月26日 10:00

ジェリー・マリガン『ジェリー・マリガン・カルテット・アット・ストーリーヴィル』(1957)

GM

ジェリー・マリガン(bs, p)
ボブ・ブルックマイヤー(vtb, p)
ビル・クロウ(b)
デイヴ・ベイリー(ds)

1956年12月6日、ボストン、ストーリーヴィル・ナイトクラブにて録音

曲目(オリジナル・リリース時):
01.ビウィービダ・ビウォービダ
02.バース・オブ・ザ・ブルース
03.ビーズと腕輪
04.ラスティック・ホップ
05.オープン・カントリー
06.ストーリーヴィル・ストーリー
07.ザット・オールド・フィーリング
08.バイク・アップ・ザ・ストランド/アッター・ケイオス

【アルバム紹介】
1.名バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンのウェストコースト・ジャズ隠れ名盤
2.ヴァルヴ・トロンボーンの名手ボブ・ブルックマイヤーとのピアノレス・カルテット
3.バリトン・サックスとトロンボーンという低音域楽器による独特の和声の魅力

今回は50年代にウェストコースト・ジャズ・シーンで活躍した名バリトン・サックス奏者であるジェリー・マリガンの隠れた名盤を取り上げます。
ジェリ―・マリガンはバリトン・サックス奏者としてだけでなく、作編曲家としてもすぐれた才能を持ったアーティストであり、マイルス・デイヴィスの名作『クールの誕生』などでもその手腕を発揮しています。

本作は、50年代当時チェット・ベイカーとのピアノレスのカルテットでのわずか一年ほどの活動後に、ヴァルヴ・トロンボーン奏者のボブ・ブルックマイヤーと組んだ同じくピアノレス・カルテットによる、ボストンの名クラブでのパフォーマンスをとらえたライヴ盤になります。

ベースにはビル・クロウ、ドラムスにはデイヴ・ベイリーを迎えたメンバーでの演奏で、バリトン・サックスとトロンボーンという低音域の楽器が、ハーモニー楽器のない編成の中、旋律による独特のコンピネーションで和声感を感じさせる名プレイを聴かせた一枚となっています。

【スタッフのつぶやき:この1曲を必ず聴いて下さい】
クールなディキシーランド・ジャズのような“オープン・カントリー”。

どの曲もライヴの臨場感たっぷりのレコーディングですが、バリトン・サックスとトロンボーンがお互い単音楽器ながら、巧みなフレージングやカウンター・メロディを絡ませながら、進行してゆく特徴がよく出たトラックはこの曲です。
ボブ・ブルックマイヤーの作曲によるオリジナルになりますが、ブルックマイヤーの吹くヴァルヴ・トロンボーンはその名の通り、通常のスライド式のトロンボーンと違い、トランペットのようにヴァルヴがついた構造を持ったものになっています。
ディキシーランド・ジャズをウェストコース・ジャズのクールな雰囲気で演奏しているかのような、そんな演奏がここでは存分にご堪能できます。

国内盤CD