年末年始特別版：タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉年間ベスト編

2021年12月31日公開

 

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年末年始特別版！
今回は各マスターの2021年間ベストをご紹介！
ジャンル問わず本気で選出した至極の作品たちです！

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トライバルポストパンク×ジャズファンクの衝撃！

Sault『Untitled (Rise)』

全くの情報がない謎多き3人組。この直前にリリースされた『無題(Black is)』に続く4作目。ベースにあるのは卓越した技術によるUKニュージャズ。そこにファンク、アフロから影響を受けた強烈なビートや、ソウル、ゴスペル、ブルースなんかのルーツもあり。さらにそこに強烈な政治的メッセージ、オルタナティブなポストパンクの精神が加わる。過去3作も凄まじい衝撃だが、その世界はここで完成したと言っていい完成度。（渋谷店：田中）

 

渋谷店：田中 達也

 

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Prince→D'Angeloの系譜を感じさせるリアルな1枚！

Joel Culpepper『Sgt Culpepper』

ロンドン発のシンガー、ジョエル・カルペッパーの驚くべき1stアルバム！ドス黒ファンキーさと激スムースなファルセットがとにかく最高な1枚。セッション風に攻め立てるファンキーな(3)、D'Angelo級の圧倒的存在感を放つ(6)、そして(5)はトム・ミッシュがギターで客演。ジャケットの良さもそうですが、2021年最もグッと来てしまった1枚です！(仙台パルコ店　平林）

 

仙台パルコ店：平林 大樹

 

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楽曲派も頷くエッジの効いた1枚！

SOMOSOMO『Reason for living』

2021年のオフィスビットの展開は面白く、目が離せなかった！代表格でもある「SOMOSOMO」の渾身のセカンドアルバムを年間ベストにセレクト。ライブには欠かせない(9)"TAnGlers"をはじめ、(7)"群青のパレード"、(8)"花火"などエッジの効いたギターサウンド(ベースの鳴り)を堪能できる1枚。2022年要注目です。(池袋店:柴野)

 

池袋店：柴野直史

 

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この先も長く聴き続けるでしょうコレクション入りの2021年発作品！

Don Letts『Late Night Tales presents Version Excursion selected by Don Letts』

本人たっての希望により世界中で愛される「夜聴き」コンピ・シリーズにPUNKY REGGAEなカルチャークラッシュ重要人物ドン・レッツが登場！収録曲の半分以上に及ぶエクスクルーシヴ・トラックをひっさげての極上セレクション！新旧織り交ぜたジャンルを越えた名曲レゲエ＆ダブ・カバーの数々に泣き所満載、2021年に出会ったこれからの愛聴盤仲間入り作！（札幌ピヴォ店：吉原）

 

札幌ピヴォ店：吉原 裕也

 

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シューゲイザーの枠を超え、未来を切り拓く傑作！

揺らぎ『For you, Adroit it but soft』

滋賀のシューゲイザー・バンドの1stフルアルバム。最大の魅力である繊細で美しく幽玄な音世界、儚いウィスパーヴォイスに加え、海外インディR&Bとも共鳴する楽曲からポスト・ロック/エクスペリメンタルな音像まで、シュ-ゲイザーという強固なジャンルイメージに囚われない異質なアイデンティティを示すと共にこの先の時代を切り拓く傑作。特にアルバム終盤の流れ、ラスト轟音2曲は圧巻。レコ発ワンマンが観れなかったことが2021年の心残りでした、、ライブで爆音を浴びたい！

 

秋葉原店：岩谷 隼人

 

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レアリティーズ・シリーズの第2弾となる編集盤!!これはベスト盤です!

No Use For A Name『Rarities Vol. 2: The Originals』

2012年、トニー・スライの急逝により惜しまれつつ解散したNo Use for A Nameのアーカイブ音源シリーズ第二弾。今回は"Let Me Down (Early Version)""Solitaire (Demo Version)"といった名曲のデモ・ヴァージョンやアーリー・ヴァージョンなどレア・トラック15曲を収録のある意味ベスト盤!必聴盤です!2021年、新しい音楽がこれだけリリースされても原点に帰ってしまう自分・・・帰らせてくれる音楽の素晴らしさを実感しました。(横浜ビブレ店:石黒）

 

横浜ビブレ店：石黒 亮

 

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北欧アコースティックデュオ12年振りの新作！

Kings Of Convenience『Peace or Love』

アイリック・ボーとアーランド・オイエによるKOCの12年振りの新作。各々のソロ活動を経て再会した2人の歌声によるハーモニーとアコーステッィクギターは一層美しく、「愛」をテーマにした歌詞とメロディーが心地よく響く。Feistが参加した2曲も聴きどころ。2021年シーズン問わずあらゆる場面でよく聴いた一枚です。（神戸店:安波)

 

神戸店：安波 教道

 

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細野晴臣「HOSONO HOUSE」、星野源「ばかのうた」級の歌モノ金字塔傑作。

安部勇磨『Fantasia（PS）』

2021年一番聴いた邦楽アルバム。never young beachのボーカル&ギターとして活動する安部勇麿のソロ作。ネバヤンも良いのですが、ソロはアコースティックなテイストの楽曲が多く、シンガーソングライターとして安部さんの魅力が堪能できます。星野源さんの初期作や細野晴臣さんの作品にも通じる歌モノ名盤だと思います。特におすすめなのが細野晴臣さんがミックスを手掛けた(2)"おもえも"。

 

梅田大阪マルビル店：清水　真広

 

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2000年代エレクトロニカ・マスターピース最適化版

砂原良徳『LOVEBEAT 2021 Optimized Re-Master』

FUJI ROCK 2021、復活の電気グルーヴ～まりん(砂原良徳)でクローズして沸いた夏。20周年と迎えた2000年代を代表するエレクトロニカ名作の「オプティマイズドリマスター」(最適化) 版。本人編集の初回盤付属映像「2009年8月5日の恵比寿LIQUIDROOM LIVE」も大満足。シンプルなサウンドだけど骨太重厚ビートが空間を支配する音像はなんど聴いても美しい！集中したい時のBGMとしても大活躍の一年を通して常に流れていた一枚！(難波店：真志田)

 

難波店：真志田 健次

 

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サウンドもボーカルも良い意味で渋みを増した癒しの傑作！

James Blake『Friends That Break Your Heart』

5作目となる英国の天才、ジェイムス・ブレイクの傑作！渋みとファルセットの対比あるボーカルが存分に発揮され、ミニマルな音数に独特なリズムとアレンジがゆったりとした時間と優しさ与えてくれます。繰り返し聴いていくと実はカラフルであったり感動的であったり、全体にポジティヴな世界観を感じとることができるのは、パンデミックの中で制作した影響が大きいと思われ、その想いがじわじわと琴線に触れてきます！メランコリー且つノスタルジックな美しさが2021年、最も浸透力が高かった作品です！（梅田NU茶屋町店 山口）

 

梅田NU茶屋町店：山口 勝朗

 

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買わなきゃ味わえない！愛すべき至福の歌心！

Jonathan Richman『Just A Spark, On Journey From The Dark』

カルトな人気を誇る孤高のロックンローラー、ジョナサン・リッチマンの2020年録音作品。1曲長尺の全6曲ながらタイトル曲がインタールード的に配置され、まるでホームパーティでの弾き語りを至近距離で味わっているかのような、リラックスしたジョナサンの演奏と歌と語りを約80分たっぷり味わえる内容！サブスク無し、自身のコメントや絵画が掲載された豪華特大ブックレット付き仕様という、現代に置けるジョナサンの価値感、ぶれない精神とフィジカルへの愛も感じる作品。御年70歳、新曲も相変わらず最高で2021年に置いても愛さずには居られないその存在感と暖かい歌心に感謝感激、最大級の敬意を！（オンライン:巻本）

 

オンライン：巻本 拓也

 

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2021年で一番売れたタワー企画盤CLASSIC！

カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団『ブルックナー: 交響曲第3番・第4番《ロマンティック》 ＜タワーレコード限定＞（HB/RM）』

特に日本で人気が高かった指揮者、カール・ベームの没後40年企画として2021年は復刻を進めたアルバムの1枚。CLASSIC全体では年間通して70タイトル以上を復刻したなかで、2月にリリースしたこのDEECAレーベルのブルックナーが多くの強豪盤を抑え1位に輝きました！ベームは没後からの期間がたとえ長くても、多くのファンの方々の心に深く残っている指揮者であることを窺わせる結果です。制作者の個人的な想い入れも強く、音質も最上位で蘇った点も見逃せません。　(商品開発部　北村)

 

商品本部 商品開発部：北村晋

 

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