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ハープの名手ラヴィニア・マイヤーが自作曲をはじめ、ポストクラシカル系楽曲を演奏!イギー・ポップがゲスト参加!『Are You Still Somewhere?』


[Lavinia Meijer 公式チャンネルより]

ハープの名手ラヴィニア・マイヤーが、自作曲をはじめ、坂本龍一「Solitude」やポストクラシカル系で人気のアーティストの曲を演奏。イギー・ポップがゲスト参加!

彼女の世代を代表するハープ奏者、ラヴィニア・マイヤーのニューアルバムは、制作に4年もの歳月を費やした「Are You Still Somewhere?」。彼女の自作曲をアルバム・タイトルに冠したソニークラシカルからの3枚目のソロ・アルバムは、自作曲をはじめ、坂本龍一「Solitude」やポストクラシカル系で人気のランバート、オーラヴル・アルナルズ、アレクサンドラ・ストレリスキら、さまざまな現代作曲家の作品をハープで演奏した楽曲を収録しています。

ラヴィニアは、これまでの人生で、常に境界を破る活動を行ってきました。韓国に生まれながら、2歳でオランダ人とオーストリア人の家庭に引き取られ、9歳でハープし、を学び始めました。11歳でユトレヒト音楽院に入学し、14歳でオーケストラと共演。ハープという楽器の可能性を広げるべく、オーケストラ曲や現代曲をハープで演奏し、フィリップ・グラス、オーラヴル・アルナルズに新作を委嘱、クラシック音楽の会場でレディオヘッドの作品を演奏したりしてきました。またエレクトロニック・ミュージック、ジャズ、劇場音楽、エクスペリメンタル・ロックなどの要素を実験的に取り入れるなど、音楽のジャンルや境界を越えてゆくこれまでの活動が当アルバムに結実しています。
「ハープの既存のレパートリーには何か欠けている要素があるのです―――特に21世紀にこの楽器を演奏するにあたって、この楽器を現代の楽器、そして未来の楽器として考えるにあたっては、ね」と語るラヴィニアは、ポップ、ロック、ダンス、フォーク、ジャズなどのジャンルを横断し、ハープという楽器に相応しい、新しいサウンドを開拓したのです。「これこそ、私が今の世界とつながる方法なのです」。

ラヴィニア自身が作曲した作品も、今の社会、世界とのコネクションを示しています。ラヴィニアの周囲や生活の中で起こるさまざまな出来事にインスピレーションを受けたこのアルバムは、いわばラヴィニア自身の内面やその成長を映し出す鏡のようなものといえるでしょう。
家族もそのテーマの一つで、イギー・ポップの語りをフィチュアした'Mom & Dad'は非常にエモーショナルな作品となりました。オランダで増加している若者の自殺を扱った'Another Lonely Night'も同じで、建物の中を下から上まで登り続けるようなイメージを音にしたものです。

「Are You Still Somewhere?」は、ラヴィニアの作曲家・音楽家としての変化と成長を刻み込み、ハープという楽器のまったく新しい可能性を提示したアルバムといえるでしょう。「私はDJ、ポップスやロックのミュージシャン、ジャズやワールドミュージックのアーティストと共にコラボレーションしてきました。このハープ一台でそれがすべて可能になるのです。この楽器が時代遅れの代物なんかではないことを証明したい。現代を反映し、変化し続けている楽器であるということもね。このアルバムはその証拠なのです。」
(ソニー・ミュージック)

『Are You Still Somewhere?』
【曲目】
1.Showing Me(ラヴィニア・マイヤー)
2. Saman(オーラヴル・アルナルズ)
3. Plus tot(アレクサンドラ・ストレリスキ)
4. Les Marionnettes(ズビグニエフ・プレイスネル)
5. Are You Still Somewhere?(ラヴィニア・マイヤー)
6. Porcelain (ランバート)
7. Another Lonely Night(ラヴィニア・マイヤー)
8. Stay in the Dark (ランバート)
9. Born(ラヴィニア・マイヤー)

10. DAMnation
演奏:ラヴィニア・マイヤー&ピーター・デ・グラーフ(ラヴィニア・マイヤー&ピーター・デ・グラーフ)

11. Solitude(坂本龍一)

12. Mom&Dad
演奏:ラヴィニア・マイヤー&イギー・ポップ(ラヴィニア・マイヤー)

※( )内は作曲者

【演奏】
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)
ピーター・デ・グラーフ(エレクトロニクス)
イギー・ポップ(ヴォーカル)

【録音】
2021年6月28日~7月1日
アムステルダム、STMPD recording studios

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月24日 00:00