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オフェリー・ガイヤールが描く18世紀ロンドンの音楽界!『ロンドンの夜』


[Aparté Music 公式チャンネルより]

ガイヤールが描く、18世紀ロンドンの音楽界
心奪われるような
ガイヤールのしなやかで美しい音色
ピオーもゲスト参加!

オフェリー・ガイヤール。フランスの女性チェロ奏者として、その繊細かつふくよかな音色と音楽、さらに、凝ったコンセプトのCDで、聴き手を魅了しつづけています。
今回のテーマはロンドン。ロンドンには特別な思い入れがあるというガイヤール。「Dreams」(AP.001)を録音したのはアビー・ロード・スタジオで、デュ・プレと同じマイクを使って録音したこと、あるいはマンチェスターでのチェロ・フェスティヴァルでシュタルケルにであったことなど、ロンドンや英国に滞在する時にはいつじも素敵なことがおこるそう。

そんなロンドンには、かつてより多数の音楽家たちが住み、活躍していました。1700年代には、ヘンデルをはじめ、ジェミニアーニ(ヴァイオリン奏者として有名ですが、チェロ・ソナタ op.5 の存在で、チェロの音楽史でも重要視されています)、ポルポラ(ファリネッリやハイドンの師で、晩年はオペラから離れ、チェロの音色に声楽性を発見し、素晴らしいチェロ協奏曲を完成させた)ら、実に多くの音楽家がロンドンにひしめきあっていました。
また、スコットランド出身のオズワルドは、ロンドンに移り、チェロ奏者でありましたが、ジョージ三世の作曲家として使え、スコットランド民謡を主題にした作品を多く書きました。また、ジェミニアーニも、イギリス民謡の香りが色濃く感じられる作品を書いています。

ガイヤールとプルチネッラは、当時のロンドンのこうした活気や熱気に満ちた作品を一晩の演奏会のように仕立て、私たちに提示してくれています。ガイヤールの音色にうっとり、さらに、ゲスト参加しているピオーのヘンデルの「アルチーナ」のアリアの素晴らしさ!豪華声楽陣のゲスト参加も、この1枚をひときわ豪華なものにしています!
(キングインターナショナル)

『ロンドンの夜』
【曲目】
1. ジェームズ・オズワルド(1710-1769):彼女は何も着ていないときがいちばんかわいい(ソロ・ヴァージョン)

2. チャールズ・アヴィソン(1709-1770):ラルゴ(スカルラッティにもとづくコンチェルト・グロッソ第5 番より)

3. フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):合奏協奏曲 ニ短調 H.143「ラ・フォリア」

4. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):シンフォニア(セルセ HWV 40より)

5-8. ニコラ・ポルポラ(1686-1768):チェロ協奏曲 ト長調 INP 18

9. ヘンデル:"わたしの痛みを信じてください(Credete al mio dolore)(" アルチーナ HWV 34 第3幕より)

10. ヘンデル:合奏協奏曲 変ロ長調 op.3-2, HWV 313より第2 楽章

11. ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):フーガ(グラーヴェ) ト短調

12-14. ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724-1808):チェロ協奏曲第2 番 ト長調 op.14-2

オズワルド:
15. The Murrays March
16. My Nanio
17. 彼女は何も着ていないときがいちばんかわいい
(アンサンブル・ヴァージョン)

18. ジェミニアーニ:音楽芸術における良い趣味の理論より”The night her silent sable wore(夜が静かに毛皮をまとい)”

19. オズワルド:パンチボウルの底

20. ジェミニアーニ:音楽芸術における良い趣味の理論より”Oh Bessy Bell and Mary Gray”(ベッシー・ベルとメリー・グレイ)

21. ヘンデル:聖チェチーリアの祝日 HWV 76より
 ”音楽が元気づけたり鎮めたりすることのできない感情があるだろうか?What passion cannot music raise and quell!”

【演奏】
オフェリー・ガイヤール(チェロ/1737年製フランチェスコ・ゴフリラー、指揮)
プルチネッラ

サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ/ 9)
ラケル・カマリーナ(ソプラノ/ 21)、
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ/ 18, 20)
ガブリエル・ピドゥ(オーボエ/ 10)

【録音】
2021年9月27-30日、2022年1月30日

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月10日 00:00