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デイヴィッド・スターン&オペラ・フオーコがマイール:歌劇“夫婦の愛”を全曲録音(2枚組)


[OperaFuoco 公式チャンネルより]

美しくもドラマティックな重唱の数々!
ドニゼッティの師マイールによる
フィデリオの物語を題材としたオペラ

マイールによるイタリア語のオペラ『夫婦の愛』全曲版の登場。マイールは1763 年ドイツに生まれ、1787 年からイタリアに留学し、ベルガモ大聖堂の終身教会楽長を務めました。ベートーヴェンの作品を紹介し、さらに、ベルカントに精通し、ベルガモの地でドニゼッティを指導したことでも知られています。オペラを70ほどのこしています。

マイールの『夫婦の愛』の題材は、ベートーヴェン唯一のオペラ『フィデリオ』の元となったものとしても有名な、ジャン・ニコラ・ブイイの『レオノール、あるいは夫婦の愛』。
勇敢な妻ゼリスカが、不当に拘束された夫アモルヴェーノを救い出すために、男装してマルヴィーノと名乗り刑務官として雇われるために乗り込む、というストーリーです。
1805年にパドヴァで初演され大成功を収め、ヨーロッパ各地で何度も再演されました。モーツァルトとハイドンから受け継いだ管弦楽法と、イタリアの声楽の伝統を巧みに融合させ、魅力的な作品に仕上げています。独唱アリアはもちろん、登場人物たちによる重唱もどれも胸を打つものばかり。レチタティーヴォではチェンバロだけでなく、チェロとコントラバスも通奏低音を演奏しており、物語と音楽をより魅力的なものとしています。マイールは自身、ベル・カントに精通していると自認していますが、事実19 世紀のオペラの発展を語る上で欠かせない存在です。
デイヴィッド・スターン率いるオペラ・フオーコによる完全版のこの録音は、大歓迎すべきものといえるでしょう。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ジョヴァンニ・シモーネ・マイール(1763-1845):歌劇『夫婦の愛』(全曲)

初演:1805年、ヌオーヴォ劇場(パドヴァ)
台本:ガエターノ・ロッシ/ジャン・ニコラ・ブイイの≪レオノール、または夫婦の愛≫に基づく

【演奏】
デイヴィッド・スターン(指揮)
オペラ・フオーコ
(カタリーナ・ヴォルフ/コンサートマスター)

シャンタル・サントン=ジェフリー(ソプラノ/ゼリスカ、マルヴィーノ)
アンドレス・アグデロ(テノール/アモルヴェーノ)
ナタリー・ペレス(メゾ・ソプラノ/フロレスカ)
バスティアン・リモンディ(テノール/アルデラオ)
オリヴァー・グルディ(バス・バリトン/ペテルス)
アドリアン・フルネソン(バス・バリトン/モロスキ)

【録音】
2021年4月21-25日、オペラ・ド・マッシー、フランス

<デイヴィッド・スターン&オペラ・フオーコ>
アメリカの指揮者デイヴィッド・スターンは、2003 年、18 世紀中ごろから現代までのオペラ作品に特化した、パリを拠点としたオペラ・カンパニーを立ち上げます。オーディションによって若手を積極的に起用して、マスタークラス、リサイタルから大規模な舞台つきのオペラまで、意欲的なプロジェクトを世界に発信しています。レパートリーによって自在に編成を変えるオーケストラ、オペラ・フオーコ・オーケストラも併設しています。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年03月24日 00:00