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ベルリン古楽アカデミーによるベートーヴェン:交響曲第4番&第8番、ケルビーニ:ロドイスカ序曲、メユール:交響曲第1番(2枚組)

ベルリン古楽アカデミー

ハルモニア・ムンディが祝うベートーヴェン・イヤー・シリーズ
ベートーヴェンの交響曲全曲録音プロジェクト、
完結編の登場!

ハルモニアムンディがリリースしているベートーヴェン・イヤー・シリーズ交響曲編の完結編となる、ベルリン古楽アカデミーによる第4番&第8番の登場!これまでの交響曲のリリースでは、同時代の作品がカップリングとして収録されておりましたが、それは今回も同様。今回は、ケルビーニ(1760-1842)、そしてメユール(1763-1817) の作品が選ばれています。ベルリン古楽アカデミーのうまさと、録音の素晴らしさを存分にたのしむことのできる内容です。

ベートーヴェンでは、交響曲第4番終楽章のファゴットの刻みなど、超絶技巧のきわみですが、わずかな乱れもない見事なもの。ティンパニの豊かな響きも耳にのこります(ティンパニ奏者は若くして首席奏者に就任した、1990年セビリア出身のフランシスコ・マヌエル・アンガス・ロドリゲス。安倍圭子氏の招きで桐朋学園で学んだこともあり、ベルリン国立歌劇場で活躍したのち、バイロイト音楽祭でも演奏していました)。
第8番第1楽章の快速テンポが生み出す、まるで舞曲のような軽やかさにもまた驚き。そうした第1楽章を経ての第2 楽章のメトロノーム風の刻みも非常に効果的に響きます。

ケルビーニのオペラ『ロドイスカ』は1791年にパリで初演されました。大成功を収めた作品で、当時200回以上上演されたといいます。愛しあう男女が父親によって引き裂かれるも、様々な苦難と試練や誤解を経てめでたく結ばれるという内容ですが、序曲はオペラの内容を予見させるというよりも、シンフォニーを思わせるスタイルとなっています。ケルビーニの友人でもあったメユールの作品は、シューマンらによって「ベートーヴェンの交響曲第5番への返答」と評されることもある作品です(終楽章のリズムが運命と似ていることなどが理由) が、彼がこの交響曲に取り組んでいたときに、第5 番(1808 年作曲) をどこまで知っていたかは今となってははっきりしません。それよりもむしろ、フランス革命期にこのような素晴らしい交響曲が存在し、その後のフランスのオーケストラ作曲にも大きな足跡を残したこと、そしてベルリン古楽アカデミーによる決定的な名新録音が誕生したことを祝いたい内容です。
(キングインターナショナル)

輸入盤(2枚組)

 

国内仕様盤(2枚組)

[国内仕様盤は日本語帯・解説付き]

 

【曲目】
[CD1]
・ルイージ・ケルビーニ(1760-1842):『ロドイスカ』序曲(1791)
・ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第4番 変ロ長調 op.60(1806)

[CD2]
・エティエンヌ・ニコラ・メユール(1763-1817):交響曲第1番 ト短調(1808)
・ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93(1812)

【演奏】
ベルリン古楽アカデミー
[コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク]

【録音】
2021年4,5月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年07月15日 00:00