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ニッポン放送 新日鉄コンサートシリーズ 安川加壽子~シューマン:謝肉祭、ショパン&ドビュッシー(2タイトル)

KIIレーベルよりCD「ニッポン放送 新日鉄コンサートシリーズ 安川加壽子」がリリースされます

ニッポン放送で1955年から2005年まで続き、音楽ファンから支持を受けていた「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)。既成のレコードを放送するのでなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったゆえ、貴重音源が多数作られました。今回は今年(2022年)に生誕百年を迎えた安川加壽子の貴重な記録が日の目を見ます。

安川加壽子

超貴重!
安川加壽子の「謝肉祭」の音源が残っていた!

彼女唯一の録音となるシューマンの「謝肉祭」とピアノ五重奏曲というのが驚き。
安川加壽子は生後1歳で家族と渡仏、パリ音楽院でラザール・レヴィに師事。1939年に帰国後は演奏活動と教育活動で日本のピアノ音楽界に多大な貢献をしました。偉大な業績のわりに現時点でその芸術を味わえる音源は多くありません。
シューマンの名作2篇は、40代の安川の若々しさみなぎる推進力に圧倒され感動させられます。

ニッポン放送「新日鉄コンサート」シリーズ 安川加壽子のシューマン
シューマン:
(1)謝肉祭Op.9
(2)ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
【演奏】
安川加壽子(ピアノ)
ディヒタン・クィンテット【日高毅、市原利彦(ヴァイオリン)、菅沼準二(ヴィオラ)、服部義夫(チェロ)】(2)
【録音】
1962年12月1日放送(1)、1970年5月3日放送(2)モノラル

安川加壽子

物凄い指回りと説得力。安川加壽子の絶品ショパンとドビュッシー

安川加壽子は広いレパートリーを持っていましたが、とりわけショパンとドビュッシーは絶品とされ彼女のトレードマークの感がありました。それを貴重なライヴで
体験できます。
まず驚かされるのはショパン作品のテンポの速さ。フランス風なエレガンスのイメージから想像できない驚異的な指回りと情熱で激しい演奏を聴かせてくれます。ショパン演奏についての語りも貴重です。
モーツァルトも美演。あまり聴く機会のない「変奏曲イ長調K.anh137」は名作クラリネット五重奏曲の終楽章のピアノ版。愉悦感に満ちた味わい深いひとときを堪能できます。

ニッポン放送「新日鉄コンサート」シリーズ 安川加壽子のショパン、ドビュッシー
(1)モーツァルト:ロンドイ短調K.511
(2)同:変奏曲イ長調K.anh137
(3)ドビュッシー:前奏曲集第2巻~枯葉
(4)同:前奏曲集第2巻~ビーニョの門
(5)同:前奏曲集第2巻~ヒースの草むら
(6)同:前奏曲集第2巻~花火
(7)ショパン:前奏曲Op.28~第7、8、15、16、17、22、23、24番
(8)同:華麗なる大ワルツOp.18
(9)同:英雄ポロネーズOp.53
(10)同:ノクターン変ホ長調Op.9の2
(11)ショパン演奏について(安川加壽子の肉声)
【演奏】
安川加壽子(ピアノ)
【録音】
1970年4月5日放送(1)-(6)、8月9日放送(7)-(10)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年09月08日 18:00