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CPO レーベル~2023年1月発売新譜情報(6タイトル)

モーツァルト

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。

今回はサンドリーヌ・ピオー、ユリアン・プレガルディエンが参加し、アンドルー・パロットが指揮するモーツァルトの“偽の女庭師(恋の花つくり)”ドイツ語版に、20世紀の大指揮者として知られるブルーノ・ワルターが作曲した“弦楽四重奏曲”&“ピアノ五重奏曲”、フィンランド放送響の首席クラリネット奏者クリストファー・スンドクヴィストによるシュポアのクラリネットと管弦楽のための作品全集、ヨハン・ヘルマン・シャインの26曲のマドリガーレ集“イスラエルの泉”などCD6タイトルがリリースされます。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):歌劇《偽の女庭師(恋の花つくり)》(ドイツ語版)(3枚組)
アンドルー・パロット(指揮)ミュンヘン放送管弦楽団

モーツァルトの歌劇《偽りの女庭師》は1774年、彼が18歳の時の作品。この頃のモーツァルトはすでに本格的な作曲家として活動しており、この作品もオペラ・ブッファでありながらも、当時流行していたオペラ・セミセリアの様式も備えた素晴らしい出来栄えを誇っています。もともとはイタリア語で書かれていましたが、モーツァルトの生前にドイツ語版が作成されました。
このアルバムは2017年のアンドルー・パロット指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の演奏によるドイツ語版を収録したもの。サンドリーヌ・ピオー、リディア・トイシャー、ユリアン・プレガルディエンら錚々たる顔ぶれの歌手たちを揃えた注目の公演で、とりわけピオーが歌うドイツ語のアリアが聴きどころ。パロットが指揮する小気味よいオーケストラの音色も含め、聴きごたえのある演奏が繰り広げられています。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音

ブルーノ・ワルター(1876-1962):弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲
アロン四重奏団、マッシモ・ジュゼッペ・ビアンキ(ピアノ)

20世紀の大指揮者として知られるブルーノ・ワルター。ピアニストとしてデビューしたのち、1896年、ハンブルク歌劇場でマーラーに認められウィーン宮廷歌劇場の副指揮者に抜擢され、以降指揮者として成長していきます。彼が作曲家として世間の注目を浴びたのは、主として初期のウィーン時代(1901-1912年頃)のこと。1903年には彼の「弦楽四重奏曲ニ長調」を高名なロゼ四重奏団が演奏、また1905年にはワルター自身がピアノで参加して「ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調」が演奏され当時の音楽誌で高い評価を受けたということです。
この弦楽四重奏曲は、これまで第2、3、4楽章のみの存在が知られていましたが、録音の際の調査で、オーストリア国立図書館の音楽コレクションから全曲のコピーが見つかり今回のアロン四重奏団による全曲録音が実現しました。当盤の演奏は、後期ロマン派の作曲家としてのワルターを知る手がかりとなる貴重な1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

ルイ・シュポア(1784-1859):クラリネットと管弦楽のための作品全集(2枚組)
クリストファー・スンドクヴィスト(クラリネット)、ジモン・ガウデンツ(指揮)ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

ルイ・シュポアのクラリネットのための作品全集。アルバムには4曲の協奏曲をはじめ、当時活躍したドイツの名手ヨハン・ジモン・ヘルムシュテット(1778-1846)のために作曲されたクラリネットとオーケストラのための作品が収録されています。ヘルムシュテットはその卓越した技巧と、多彩な音色で人気を博し、ゲーテも彼の演奏を称賛したといわれます。演奏はフィンランド放送響の首席クラリネット奏者クリストファー・スンドクヴィスト。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):イスラエルの泉(1623)(2枚組)
オペラ・ムジカ、ティルマン・シュタインヘーフェル(ヴィオローネ)、グレゴール・メイヤー(指揮&ポジティフオルガン)

ハインリヒ・シュッツ、ザムエル・シャイトと共にドイツ初期バロック音楽の隆盛に貢献したヨハン・ヘルマン・シャイン。ワイマールの宮廷楽長やライプツィヒの聖トーマス教会の楽長を務め、ルター派の教えを魅力的な音楽で伝えるとともに、ヴェネツィア楽派のコンチェルタート様式による教会音楽の発展に貢献しました。
この1623年に出版された5声と通奏低音からなる26曲のマドリガーレ集「イスラエルの泉」はライプツィヒ時代における彼の代表作であり、ドイツ・オランダのモテットの伝統に、イタリアのマドリガーレの様式を融合させた意欲作。ドイツ17世紀のプロテスタントの心情も的確に反映された荘厳かつ美しい曲集です。演奏は2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペラ・ムジカ。実力派の歌手たちをメンバーとするアンサンブルです。
(ナクソス・ジャパン)

『トリノとロンドンの宮廷』~8世紀の室内楽作品集
ラストレー(古楽器アンサンブル)

17世紀から19世紀にかけて"トリノ音楽アカデミー"は英国貴族たちの憧れの的でした。ロンドンとトリノを結ぶネットワークが強化され、トリノには英国貴族とその教師たちが在籍するとともに、イギリスを発祥とする友愛団体としてのフリーメイソンの教義もヨーロッパ諸国へと広まっていきます。また逆にイタリアの文学者、画家、彫刻家、音楽家たちはイギリスに渡り、新たな文化を吸収しました。このアルバムではイギリスで活躍し2つの文化の懸け橋となった2人の作曲家フェリーチェ・ジャルディーニとヨハン・クリスティアン・バッハの作品を収録。ジャルディーニはチェンバロ、ヴァイオリン奏者としてヨーロッパで活躍したのち、1752年にロンドンのキングス劇場でのイタリア・オペラの上演で成功、興行者としても注目された作曲家。かたやJ.C.バッハは大バッハの末息子で、イタリアで学んだ後、ロンドンに移住。様々な作品を発表し成功を収めました。
17-18世紀のレパートリーを歴史的解釈に基づいて古楽器で演奏するアンサンブル、ラストレーの演奏で彼らの作品を楽しめます。
(ナクソス・ジャパン)

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):ヴァイオリン協奏曲全集 第8集
エリザベス・ウォルフィッシュ(ヴァイオリン/ヴィオレッタ&指揮)ウォルフィッシュ・バンド(古楽アンサンブル)

cpoの人気シリーズ、テレマンのヴァイオリン協奏曲集の第8集は、2つまたは3つのヴァイオリンをソロ楽器とする協奏的作品を収録しています。これらはアイゼナハ時代(1708-1712)及び1730年代の作品で、荘重な序曲で始まる組曲や「ヴィオレッタ」というソロ楽器を指定したTWV 52: G3はフランス風の表情記号を持つ楽章で構成される一方、TWV 52: B2とG2は緩急緩急、TWV 53: F1は急緩急とイタリア的な構成。テレマンの作曲技法やアイディアの豊かさにあらためて感心させられる1枚です。バロック時代に「ヴィオレッタ(ヴィオレット)」と呼ばれた楽器は多種多様で実態は不明ですが、このディスクではフランス・バロックに見られる2種類の変則調弦を施したバロック・ヴィオラを使っているとのこと。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年12月15日 00:00