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MDGレーベルの復刻シリーズ第2弾!マクシミウク&ポーランド室内管~バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント&ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲

バルトーク

MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ
第2弾はイェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管によるバルトークとブリテン

MDGレーベルの" 貴重な" 録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。第1弾は、1976 年に録音されたヘルマン・クロイツ指揮によるロッシーニの「小荘厳ミサ曲」(MDG-102000329)でしたが、今回第2弾は、イェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管弦楽団によるバルトークとブリテンです。

イェジー・マクシミウクは、1936年ベラルーシのグロードナ生まれ。1970年代には西側で活躍し、後のヤノフスキ(1939-)、ヴィト(1944-)らの先陣を切った人物。ワルシャワ音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮、作曲を学び、ワルシャワ大劇場に勤めながら、1972年にポーランド室内管弦楽団を結成。その後、ポーランド放送国立交響楽団カトヴィツェ(1975~77)、BBCスコティッシュ交響楽団(1983~93)の首席指揮者を歴任しました。

当盤が録音された1985年はまだポーランドは共産圏でありました。MDG の創設者の一人ヴェルナー・ダブリングハウスは、当時の様子をこう振り返っています。
「ポーランドを代表する指揮者の録音が魅力的なプログラムで実現した。私たちは録音機材で一杯になった車でデトモルトからワルシャワまで約1000キロを走行することになった。しかし当時旧東西ドイツの国境の町ヘルムシュテットを通過することもままならなかった。さらには、ポーランドの国境では、税関職員が我々に向かってこう言いました。”雑誌はもってるか?”そこで我々は次回来るときは『プレイボーイ』を持ってくれば良いことを学習しました。」
その後もポーランド国内を走行している最中に警官に止められ、その際にバッハのレコードが役に立ったエピソードや、録音時の様々な貴重なエピソードが解説書に記されています。

バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」は1939年に作曲された古典的な形式を持つ作品。当時の不穏な空気はほとんど感じられない明快な音楽はバルトークの真骨頂。ブリテンの「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」は、師ブリッジへの感謝と賞賛をもって作曲されました。構成は、序奏と主題の提示に続き10の変奏(9つの変奏とフーガとフィナーレ)からなる彼の出世作となりました。
(キングインターナショナル)

【曲目】
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲 Op.10

【演奏】
ポーランド室内管弦楽団
イェジー・マクシミウク(指揮)

【録音】
1985年、Polskie Nagrania
制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリム

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年03月09日 00:00