バリトンの櫻井利幸による『夜の紡ぎ歌　～ルイーゼ・ライヒャルト歌曲集』

ファニー・メンデルスゾーンやクララ・シューマンに先立つ女性作曲家として重要なルイーゼ・ライヒャルトの歌曲集29曲。
父はゲーテと親交のあったフリードリヒ・ライヒャルト。
ベルリンリード派の流れをくむもロマン主義的なメロディを櫻井利幸が2人のピアニストとリュートの共演で、優しくも美しい歌曲の世界へと誘う。本邦初録音（対訳付き）。
（ナミレコード）

【曲目】
ルイーゼ・ライヒャルト：
スミレ
花の中の花
色とりどりのバラの生垣から
『夜の讃歌』より
歌びとは行く
羊飼いの嘆きの歌
坑夫の歌
マリアに
落ち着かない眠り
彼は修道院の庭園を訪れる
イーダ（『アーリエルの告白』から）
正しい愛よ
もし不幸な女が泣かないとしたら
小夜曲
私が嘆いているときに邪魔をしないでおくれ
僕は小さな花束を作りたかった
郷愁
小フクロウ
夜の紡ぎ歌
失われた幸せ
民謡
父の嘆き
愛に冬は来ない
森を通って
正しい感情
セビリアへ
春の花
あこがれ『ゲノフェーファ』から
祖国への憧れ

【演奏】
櫻井利幸（バリトン）
平島誠也（ピアノ）
佐藤亜紀子（リュート）
栗田桃子（ピアノ）