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Naxos~2023年6月第1回発売新譜情報(5タイトル)


[ティアンワ・ヤン~アンタイル:ヴァイオリン・ソナタ集/
Naxos Music 公式チャンネルより]

今回はティアンワ・ヤンが弾くジョージ・アンタイルの“ヴァイオリン・ソナタ集”に、全曲収録は世界初録音となるアイヴズの“室内オーケストラのためのセット全集”、ジェレンスキの“歌劇《ヤネク》など、世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます。

ジョージ・アンタイル(1900-1959):ヴァイオリン・ソナタ集
ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)、ニコラス・リンマー(ピアノ、ドラムス…5)

名手ティアンワ・ヤンが弾く"音楽の悪童"アンタイル、4つのソナタ。
ニュージャージー生まれのジョージ・アンタイルは、1920年代にヨーロッパで演奏旅行を行い「狂乱の時代」のパリではピカソやストラヴィンスキーらと交流を持ち、ピアニスト兼作曲家としての経歴を確立させました。
このアルバムに収録された4曲のソナタのうち、最初の3曲はこの時代に作曲されたもので、第1番は詩人エズラ・パウンドの恋人でヴァイオリニストのオルガ・ラッジのために作曲されており、ストラヴィンスキーの影響と、当時のパリの洒脱な雰囲気を併せ持ったユニークな作品です。よりジャジーな第2番は、20世紀初めのフランスに起こった前衛美術運動「キュビズム」を音楽で表現しようと試みた作品もので、雑多な旋律の中にドラムが効果的に使われています。第3番はストラヴィンスキーの激しいリズムを更に追求した作品です。1947年から48年にかけて作曲された第4番は、バロック時代の様式を採用。とりわけ第2楽章は6小節の主題が10回変奏されるというパッサカリアの形式が用いられています。華麗な終楽章「トッカータ」も機知に富んだ音楽です。
(ナクソス・ジャパン)

全曲収録は世界初録音
チャールズ・アイヴズ(1874-1954):室内オーケストラのためのセット全集
ジェイムズ・シンクレア(指揮)オーケストラ・ニュー・イングランド

保険会社で働きながら作曲を続けたため、日曜作曲家とも呼ばれるアイヴズ。管弦楽作品が広く知られる彼ですが歌曲も多く残しており、1915年から1930年代中盤にかけて、これらの歌曲を数曲ずつ集めて、数人から20人に満たないような室内オーケストラ(コネティカットやニューヨークの小劇場のオーケストラ)が歌無しで演奏するために編曲した「セット」を組みました。これらに含まれる曲はいずれも1分未満から長くても3分程度というごく短いもので、アイヴズらしいウィットに富んだ曲想が次々と現れ、たいへん愛着の湧く作品となっています。さらに演奏する楽団の編成や掛け持ち楽器などの事情に合わせ、楽器の選択がフレキシブルに変更できるよう注意書きなどが添えられているほか、状況によってさらなる楽器の置き換えがありうることも想定して構成されました。
演奏はアイヴズの研究家として知られるジェイムズ・シンクレアの指揮するオーケストラ・ニュー・イングランド。曲ごとに最適な編成が組まれ、作品への深い理解と愛情に裏打ちされた素晴らしい演奏を聴かせています。第10番までのセットと「劇場オーケストラのためのセット」を含む全曲録音は、今回が初めてという貴重なものです。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
ウワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):歌劇《ヤネク》全2幕(2枚組)
ヴォイチェフ・ロデク(指揮)ルブリン・フィルハーモニー管弦楽団、ほか

ポーランド、クラクフ出身のウワディスワフ・ジェレンスキ。プラハとパリで学び、1888年からは新設されたクラクフ音楽アカデミーの院長をつとめ、作曲家としては交響曲、歌劇から管弦楽曲、声楽曲まで多数の作品を遺し、モニューシュコと並ぶポーランドのロマン派を代表する作曲家として活躍しました。
この歌劇《ヤネク》は強盗団のリーダー、ヤネク(英語ではジョニー)を主人公とする物語。タトラ山脈を舞台に、彼の婚約者マリンカと、強盗のスタク、そしてスタクの婚約者ブロンカの波乱に満ちた恋模様が描かれています。ジェレンスキはポーランドの民俗音楽やタトラ地方の音楽を採り入れることで全体を魅力的な作品に仕立てあげました。
張りのある輝かしい声で題名役ヤネクを歌うのは、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー出身のウカシュ・ガイ。40作を超えるオペラ、オペレッタのレパートリーと持ち、ポーランドを中心に活躍するテノールです。
(ナクソス・ジャパン)

期待の新進演奏家シリーズ~ロヴロ・ペレティッチ(ギター)

1985年クロアチア生まれのロヴロ・ペレティッチのアルバム。ザグレブ音楽院を卒業後、ジュネーヴ音楽院でジュディカエル・ペロワに学び、2022年に開催されたGFA国際ギターコンクールで優勝を飾りました。2023年と2024年には全米各地とカナダで大規模なコンサート・ツアーが予定されているなど、その将来を嘱望されています。
このアルバムでは18世紀から現代にいたる作品をチョイス。バリオスの官能的な作品やヘンツェのソナタなどを見事な技巧で弾き切るとともに、スカルラッティのソナタやブラームスの間奏曲では自身で編曲も行い、その広範な才能を披露しています。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):詩篇とマニフィカト集
ジョヴァンニ・アッチャイ(指揮)ノヴァ・アルス・カンタンディ(ヴォーカル・アンサンブル)、イヴァナ・ヴァロッティ(オルガン)、ほか

18世紀のナポリにおいて、アレッサンドロ・スカルラッティの没後に数々の音楽院の院長を歴任し、ペルゴレージをはじめとした多くの作曲家を育てたフランチェスコ・ドゥランテ。作曲家としても高く評価され、J.S.バッハもライプツィヒで彼の作品を上演したとされています。このアルバムに収録されているのは、ドゥランテのさまざまな「詩篇」と、彼よりも70年ほど前に生まれ、同じくナポリで活躍した作曲家ジョヴァンニ・サルヴァトーレの独創的なオルガン曲を組み合わせたプログラム。精緻に張り巡らされた対位法と、表現力豊かな音楽をお楽しみいただけます。
ローマRAI室内合唱団とトリノRAI合唱団の指揮者を歴任、現在「ジュゼッペ・ヴェルディ」ミラノ音楽院の音楽学コースの音楽古学の名誉教授を務めるジョヴァンニ・アッチャイ率いる、4名の歌手で構成されたノヴァ・アルス・カンタンディによる演奏です。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年05月02日 00:00