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ダヴィド・グリマル&イタマール・ゴランによるプーランク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ:ヴァイオリン作品集!

ダヴィド・グリマル

グリマル&ゴランによる
プーランク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ

指揮者を置かないオーケストラ「レ・ディソナンス」を設立し、フランスを中心に信念のある活動を展開しているヴァイオリン奏者、グリマルの新録音は、戦時中に書かれたプーランクとプロコフィエフによるソナタと、ストラヴィンスキーの《ディヴェルティメント》というプログラムの1枚。同世代の世界的ピアニストで、室内楽とりわけヴァイオリン奏者との共演でも知られるイタマール・ゴランとの共演です。

プーランクのソナタは、1942 年にスペインの詩人ガルシア・ロルカを偲んで書かれました。必ずしもヴァイオリンが鳴りやすいように書かれてはいない部分もあり、むしろピアノとヴァイオリンの「せめぎ合い」のような緊張感すら感じられる作品を、グリマルとゴランが見事なアンサンブルで展開しています。

1938-1946 年にかけてプロコフィエフが書いたソナタ第1番は、陰鬱な雰囲気に包まれています。自身「墓場を抜ける風」と描写しております。第3 楽章では凍てつく冬、束の間あたたかな暖炉の前でほっとするような瞬間もありますが、全体として憂鬱で険しく、絶望すら漂う非常に重い作品です。

ストラヴィンスキーの《ディヴェルティメント》は祝祭的で踊りだしたくなるような作品ですが、バレエ音楽《妖精の口づけ》に基づいています。ヴァイオリン奏者サミュエル・ドゥシュキンとの演奏旅行のためにストラヴィンスキー自身が管弦楽版から編曲しました。高度なヴィルトゥオジティが求められると同時に、もともとはチャイコフスキーの様々な作品がモティーフとなっているため、非常に濃厚な歌を感じる部分もある傑作です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
・プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
・ストラヴィンスキー(1882-1971):ヴァイオリンとピアノのためのディヴェルティメント
・プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 op.80

【演奏】
ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン/1710年製ストラディヴァリウス)
イタマール・ゴラン(ピアノ)

【録音】
2022年6月28日-7月2日、リエージュ・フィルハーモニー・ホール(ベルギー)

輸入盤/日本語帯・解説付

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年05月30日 00:00