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Naxos~2023年8月第1回発売新譜情報(4タイトル)


[ヒグドン:デュオ・デュエル、管弦楽のための協奏曲/
Naxos Music 公式チャンネルより]

今回はピューリッツァー賞とグラミー賞受賞、アメリカで最も注目される作曲家ジェニファー・ヒグドンの協奏曲集に、エネスクの初期室内楽作品集、ポーランド歌劇の父、モニューシュコの歌劇“パリア”、中国のギター作品集の世界初録音を含むCD4タイトルがリリースされます。

一部世界初録音
ジェニファー・ヒグドン(1962-):デュオ・デュエル、管弦楽のための協奏曲
ロバート・スパーノ(指揮)ヒューストン交響楽団

【ピューリッツァー賞とグラミー賞受賞、アメリカで最も注目される作曲家ジェニファー・ヒグドンの爽快な協奏曲集】
シカゴ・サンタイムズ紙が「モダンでありながら時代を超えている」と絶賛する作曲家ヒグドン。メロディとハーモニーを効果的に使うネオ・ロマン主義的な作風とオーケストラがよく鳴るスコアを書く技術で、アメリカで最も人気のある作曲家の一人です。
初録音となる「デュオ・デュエル」は単一楽章、演奏時間24分近い作品。二人のパーカッション奏者とオーケストラのための協奏曲で、パーカッションが繰り広げる「デュエル」に対し、オーケストラが時に冷静になれと呼びかけるように、時に激しく盛り上げるように絡んでゆきます。
「管弦楽のための協奏曲」はフィラデルフィア管弦楽団の創立100周年を記念して委嘱された作品で、2002年6月12日にヴォルフガング・サヴァリッシュの指揮で初演されました。バルトークの同名作品と同じ5楽章構成で、フィラデルフィア管の腕利き奏者を想定した名人芸が至る所に発揮されています。祝祭的な雰囲気を湛えた第1楽章、弦楽器をフィーチャーした第2楽章、緩徐楽章に相当し各楽器のソロを堪能できる第3楽章、静と動の対象が印象的でパーカッションが活躍する第4楽章、エネルギッシュな音の動きが見事な最終楽章と、オーケストレーショ ンの名手ヒグドンの手腕が十二分に発揮された名作です。
指揮者のスパーノはヒグドンと一歳違いで早くから交流があり、ヒグドン作品を積極的にとりあげています。「管弦楽のための協奏曲」は2003年録音のTelarc盤以来の再録音。作品のすみずみまでを知り尽くした見事な演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

ジョルジェ・エネスク(1881-1955):初期室内楽作品集
ファイン・アーツ四重奏団

【ルーマニア狂詩曲で知られるエネスク、若き時代の作品集】
優れたヴァイオリニストで教育者、そしてルーマニアを代表する作曲家ジョルジェ・エネスク。若い頃にはパリに留学して作曲をマスネとフォーレに学びましたが、その頃に書いた作品の多くは長い間出版されませんでした。このアルバムは、そのパリ時代の作品を中心にしています。冒頭のピアノ五重奏曲は、エネスクのヴァイオリンの師マルタン・ピエール・マルシックに捧げられ、その精緻な筆致にはエネスクが尊敬していたブラームスの影響が窺われます。ヴァイオリン、チェロと2台のピアノのための「前奏曲とガヴォット」、エネスク唯一の弦楽三重奏曲「オーバード」、ヴァイオリンとピアノの連弾による「パストラーレ、悲しきメヌエットと夜想曲」からは若きエネスクの意欲が感じられます。最後には、1901年の初演当時から人気を博していた「ルーマニア狂詩曲第1番」をエネスクの死後にピアノと弦楽五重奏用に編曲した版が演奏され、アルバムを華やかに締めくくります。NAXOSにも数多くの録音があるファイン・アーツ四重奏団が中心となって、生き生きとした音楽を生み出しています。
(ナクソス・ジャパン)

スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):歌劇《パリア》 プロローグと全3幕(2枚組)
ヤチェク・カスプシク(指揮)ポズナン国立モニューシュコ・オペラ管弦楽団

《ハルカ》(CD:8.660485-86)や《幽霊屋敷》などの作品で「ポーランド歌劇の父」とも呼ばれるスタニスワフ・モニューシュコ。この《パリア》は彼が完成させた最後の歌劇で、南インドを舞台に不条理な身分差別と闘い翻弄される人々を描く悲劇です。
カーストの最下層に生まれたイダモールは新たな人生を歩むために故郷も家族も捨て、別人になりすまして屈強な戦士に成長。戦いの功績により神官アケバルの娘ニーラとの結婚を許されます。祝賀ムードに包まれた村に現れたのがイダモールの父ジャレス。彼はかつてカーストの掟を破って森に踏み込み、神聖な場所を汚すという重大な罪を犯して追放されたのでした。アケバルはジャレスに死刑を宣告しますが、イダモールが自分はジャレスの子であると名乗り出て、激昂した人々により殺されてしまいます。ニーラはイダモールへの愛が真実であったと気づき、自らジャレスの娘であると宣言して追放の刑を受けて村を去るのでした。
凄惨な結末ゆえか、初演時には不評でしたが、不条理な社会体制がもたらす悲劇というテーマは現代世界で強い訴求力を発揮します。指揮者ヤチェク・カスプシクの下、歌手たちが渾身の歌唱を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)


[Naxos Music 公式チャンネルより]

一部世界初録音
中国のロマンス~シァ・ウェイナン/ファン・タオ/リン・ファンキ:ギター作品集
リウ・シャンイ(ギター)

『中国のロマンス』と題された現代中国のギター作品集。現代の作品ではありながら、どれも調性を持つ美しい曲想によって書かれています。
シァ・ウェイナンは中国生まれ。幼いころから音楽に興味を抱き父親から教えを受けました。10代の頃にはロックに夢中になり中国のロックバンドでギターを弾く他、ソングライター、レコーディングエンジニア、音楽プロデューサーを務めるなど、音楽業界で豊富な経験を持っています。中央音楽院ではクラシックの奏法も学びました。冒頭の五音音階を用いた中国風の導入で始まる「The Flow 水云」は湖の上に浮かぶボートを表現。バリオスの「森で夢見る」を思わせるトレモロの使用が印象的です。
ファン・タオは中国全土でギター・リサイタルを行う人気者。2020年にはインターネットメディアの企画・運営を行うXimalayaが主催した「theNational Love-Music」のトップ10入りを果たし、テレビ出演も行っています。彼の作品も、どこか懐かしく哀愁を湛えた旋律に満ちています。
リン・ファンキは中国のギター作曲家の中でも、最も多作で知られる人。すでに100曲以上の作品を発表し、ギタリストとしては2018年に発表したアルバム「モノローグ」が大好評を博しています。このアルバムには比較的ゆったりとしたテンポを持つ抒情的で優しい曲が収録されています。
2016年に開催されたフランシスコ・タルレガ国際ギター・コンクールで中国人として初の優勝を飾ったリウ・シャンイが共感溢れる演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年07月07日 00:00