7月28日公開：全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉

2023年7月28日公開

 

ジブリ映画の名曲を新たなアレンジでオーケストラ録音！

久石譲/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団『A Symphonic Celebration Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki』

名門ドイツ・グラモフォンと契約後第一弾となるアルバムは、『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』『となりのトトロ』等、誰しもが親しんだであろうジブリ映画の楽曲を、本人指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏でコンサート用に編成し直した一枚。二人の出会いである(1)（ナウシカ）から始まり、前半は壮大なオーケストラとコーラス、ソプラノ独唱などを前面に押し出した気持ちが昂る豪華なアレンジ。後半(7)ではポルコの孤独を感じさせられる切ないジャズ・ピアノとトランペットの音色、見事な親子共演による哀愁で落ち着いたかと思えば、最後はやっぱり(9)（トトロ）の歓喜に満ちた締めで終わりと、これだけ喜怒哀楽を感じられるアルバムは他になし！ジャケット写真も宮崎駿監督の原画を使用。（加藤）

 

広島店：加藤 信喜

 

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”LOST JAPANESE MOOD ”怪談文化のムードを表現した唯一無二のアンビエント作

冥丁『怪談(5th Anniversary Edition)（+2）』

「日本の古い文化」をテーマに独自の音世界を確立しているアーティスト冥丁のデビュー作が初CD化（ボーナストラック2曲追加)！小泉八雲や水木しげるへのオマージュとして制作された本作「怪談」はピッチフォーク2018年ベスト・エクスペリメンタル・アルバムの1枚に選出など海外でも評価を得た名盤です！（安波)

 

神戸店：安波 教道

 

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朋友テニスコーツの「植野隆司」が全曲レコーディングに参加！4年ぶり5thアルバム！

川本真琴『ひかり』

ドイツ・ミュンヘンのオルタナティヴ・ブラス・バンド、ホッホツァイツカペレ(Hochzeitskapelle)全面バックアップ！独特で心に残るソングライティング、唯一で耳に残る歌声、4thアルバム「ひかり」も唯一無二の才能、川本ワールド全開でお届けしています！曲名がとにかく好き「カートコバーンと両想いになりたいガール」、スタンダード必至の「universe」、「ワールド・エンド・ガールフレンド」など、日常であり暖かみのある”ひかり”を十二分に感じさせる全10曲入り！（石黒　亮）

 

横浜ビブレ店：石黒 亮

 

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大胆企画編集アルバム2枚が"こぶし"効かせて完全復刻！

Various Artists『中村とうようの「世界こぶし巡り」+「こぶし地帯を行く」』

音楽評論家の中村とうようさんの偉大なる仕事集の復刻第3弾は、日本の演歌にも通ずるワールド・ミュージックでの歌唱テクニックである"こぶし"に焦点当てた大胆な企画編集盤2枚組。「世界こぶし巡り」は1995年に発表。勿論、日本の戦前の流行歌や御詠歌なども紹介すると同時にジャズ、ブルース、ソウルのスーパースター達も登場。「こぶし地帯を行く」は1996年に発表。各々の地域の歴代最高の歌手達。氏が収集した貴重なSPコレクションとスムースに選曲された名曲・名唱を堪能あれ。（黒田）

 

梅田NU茶屋町店：黒田 朋規

 

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UKインディーシーンの要注目SSWデビュー！

Olivia Dean『Messy』

幼い頃からゴスペル合唱団に参加しており、アデルやエイミー・ワインハウスを輩出した名門BRIT SCHOOLで学んだキャリアを持つ彼女が待望のフィジカルデビュー。ミニマルでオーガニックな音に、優しく包み込むスモーキーな歌声が何とも心地良く、ローリン・ヒル、エイミー・ワインハウス、キャロル・キング、シュープリームス等からの影響を、上質なソウルミュージックへと見事に昇華しています。ポップなメロディが際立つ(2)(3)や、じっくり聴かせる(8)(10)がオススメ！（山本）

 

新潟店：山本 祐介

 

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NewJeansのダニエルちゃんがファンミでLauvの曲をカバーし話題！

Lauv『All 4 Nothing』

これまでにLANY、BTS、アン・マリー等、多ジャンルのアーティストとのコラボでもプラチナ・ヒットを連発させてきた極上のリリックとメロディーがたまらないラウヴの2ndアルバム。2023年7月に行われたNewJeansのファンミで本作未収録の「Paris in the Rain」をカバーし話題！（塙）

 

イオンレイクタウン店：塙 勉

 

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クラシックも、ヒップホップも、ポップミュージックも、音楽は自由に楽しんでいい。

LioLan『UNBOX』

ミュージシャンズミュージシャンとしての評判も高い鍵盤プレイヤーだけでなく、トラックメイカー、作曲家としても多彩な才能をもつ和久井沙良と、バッハが歌いたくて藝大に入ったのに、諸事情により大学のバッハカンタータクラブには入れなかったときにヒップホップと出会って、ステージの上で自分のことを好きなように表現できる喜びを知ったキャサリンのユニット。そんなふたりが提案するポップミュージックの形。芸大の楽理科と声楽科で音楽理論とたしかな歌唱力を培ってきたふたりが、今やりたいことを100％やってるデビュー作。クラシックも、ヒップホップも、ポップミュージックも、音楽は自由に楽しんでいい。（油座）

 

リヴィン光が丘店：油座 友里恵

 

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昭和40'sのヒップスター、ZUZUのレア・アルバムがアナログ再発！

安井かずみ『安井かずみのえる・ぴい ZU ZU』

例えば、ジャンヌ･モローの「Les Chansons De Clarisse」のように女優やタレントが出したレコードには隠れた傑作が多いと言われますが、これは作詞家にして昭和のヒップスター、安井かずみが歌った唯一のLP。発売は1970年、時代はGSからニューロックへ、とヒリヒリする喧騒の中を、彼女の審美眼で傍観しているようなレイジーでアンニュイな仕上がりです。村井邦彦作曲のボサノヴァ「わるいくせ」、かまやつひろし作曲のゲンズブールなメロウ・ビーツ「プール・コワ」はのちの渋谷系的な引用センスの青写真とも言える洒脱さ！雰囲気や背景も近しい傑作「ムッシュー～かまやつひろしの世界」とあわせて是非。（小山）

 

オンラインMD企画・運営部：小山 健

 

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クラシック・ソウルに傾倒したサウンドで聴かせる“魂”の歌

Anohni And The Johnsons『My Back Was A bridge For You To Cross』

アノーニ名義で発表した『Hopelessness』から約7年。マーヴィン・ゲイの『What's Going On』を今作の指針として挙げており、エイミー・ワインハウスなどの作品で知られるジミー・ホガースを招いて製作。ホガースによるギターが重要な役割を果たしており、そのサウンドと歌声の調和に引き込まれる全10曲（日本盤はボートラ1曲あり）。今年、いや20年代を代表する名盤だ。（廣川）

 

商品本部 商品統括部：廣川 奏

 

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心地良い音の波にずっと揺られていたい…

Sphontik『wave wave wave』

様々な名義で穏やかで風通しの良い音楽を届けてくれる才人の最新作は、「太陽の光とこの音があればなんとなく(←ここ重要)幸せ」と思わせてくれる、Lo-Fi Hiphop×Ambient×Worldの爽快サマーMIXな1枚。リゾート感満載な(1)(2)は朝の木洩れ日を連想させ、トロピカル＆ジャジーな(6)への流れはまるで夏の1日を見ているかのよう。これを聴いて良い波も悪い波もポジティブに乗りこなしていきましょう!!（常谷）

 

渋谷店：常谷 卓

 

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レイト80sギターポップの裏番長、初期音源集！

The Pooh Sticks『Straight Up: Noise Pollution C88-90』

80sネオアコ/ギターポップの良質な再発を続けるOPTIC NERVEよりギターポップの裏番長とも言えるプー・スティックスの初期音源集がリリース。C86世代にはお馴染みの名曲、いろいろ持ってるよ、でもテープでね、という"On Tape"ほか、ひねくれたアンダーグラウンド感あって最高です！(中上）

 

新宿店：中上 雅夫

 

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