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テツラフ兄妹、P.ヤルヴィ&ベルリン・ドイツ響/ブラームス:二重協奏曲、ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番

テツラフ

【ラルス・フォークトの思い出をブラームスに重ねて...】
このアルバムはラルス・フォークト(1970-2022)と共演を重ねてきたクリスティアン・テツラフとターニャ・テツラフが、フォークトとの友情を記念すべく企画したもの。フォークトが敬愛していたブラームスと、彼を取り巻く友情をヒントに組まれたプログラムです。
ブラームスの「二重協奏曲」は彼の最後の管弦楽作品であり、ブラームスが"8本の弦のために書いた"というこの曲は、一度は友情が途切れてしまった彼の親友ヨーゼフ・ヨアヒムとの和解のきっかけを作った作品でもあったことから、ラルスとの不変の友情を記念して今回の録音曲に決定したというもの。テツラフ兄妹による親密な対話が聴きどころです。
2曲目は、そのブラームスが高く評価していたというヴィオッティのヴァイオリン協奏曲。ブラームスはヨアヒムが演奏するこのイ短調協奏曲に心を奪われ、クララ・シューマンに熱狂的な手紙を書き送り、二重協奏曲の中にも旋律を引用しており、テツラフはやはり友情の証としてこの曲を演奏したといいます。
最後の「森の静けさ」はターニャからの友情の証。ドヴォルザークとブラームスの友情に加え、この曲を「チェロのための最も素晴らしく美しい小さな宝石」と語るターニャが、自らの悲しみ、喪失感と愛を表現するのにふさわしい曲として選んだということです。ベルリン・ドイツ交響楽団を指揮するのは、ラルス・フォークトの親友でもあったパーヴォ・ヤルヴィ。万全の演奏でテツラフ兄妹を支えています。
※ 国内仕様盤には、フレデリーケ・ヴェスターハウスによるテツラフ兄妹へのインタビューの日本語訳が付属いたします。
(ナクソス・ジャパン)

CD(輸入盤)


CD(輸入盤・国内流通仕様・日本語解説付き)


【曲目】
1-3. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op. 102
1. I. Allegro
2. II. Andante
3. III. Vivace ma non troppo

4-6. ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):
ヴァイオリン協奏曲第22番 イ短調(W22/G. 97), K. 271
4. I. Moderato
5. II. Adagio
6. III. Agitato assai

7. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):森の静けさ Op. 68 No. 5

【演奏】
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)…1-6
ターニャ・テツラフ(チェロ)…1-3、7

ベルリン・ドイツ交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

【録音】
2022年12月21-23日
Haus des Rundfunks Berlin, Masurenallee, Grosser Saal

総収録時間:72分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月29日 00:00