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『作曲家&指揮者 ヴィクトル・カラビス』~2023年チェコの作曲家カラビス生誕100周年企画

ヴィクトル・カラビス

2023年カラビス生誕100周年企画
作曲家、指揮者としての才能を証明する
カラビス初期作品3篇の自作自演集


スプラフォン・レーベルが力を注いで録音を進めている20世紀チェコを代表する作曲家ヴィクトル・カラビス(1923-2006)が、昨年(2023年)に生誕100周年を迎えました。生誕90周年を記念してリリースした『交響曲&協奏曲集』(SU-4109)はカラビス後期の作品が中心でしたが、この度リリース当アルバムには1948年から1951年にかけての3つの作品を収録しており、すべてカラビス指揮による自作自演集です。

室内オーケストラための協奏曲 Op.3(1948年)はカラビス憧れの作曲家ストラヴィンスキーへのオマージュとして作曲。協奏曲の形式と楽器編成はストラヴィンスキーの室内オーケストラのための協奏曲「ダンバートン・オークス」を模しています。

序曲「青春」 Op.7(1950年)は、大編成のオーケストラ用に作曲した印象的な作品。暗い色彩は、共産党独裁政権が台頭していた困難な時代を反映しています。

チェロ協奏曲 Op.8(1951年)は、ドヴォルザーク、バルトーク、ヒンデミット、マルティヌーらの影響を感じさせる作品。若々しくダイナミックな力強さがカラビス初期の音楽を特徴づけています。これらの作品を作曲家自身による指揮で聴けるのもアニバーサリー・イヤーにふさわしいリリースと言えましょう。
(キングインターナショナル)

【曲目】
カラビス:
(1)序曲「青春」 Op.7(1950)~大オーケストラのための
(2)協奏曲「ストラヴィンスキーへのオマージュ」 Op.3(1948)~室内オーケストラのための
(3)チェロ協奏曲 Op.8(1951/1956)

【演奏】
(3)ミロスラフ・ペトラーシュ(チェロ)
(1)(3)ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ヤナーチェク室内管弦楽団
ヴィクトル・カラビス(指揮)

【録音】
(1)1984年1月16日、(2)1980年3月20&21日、(3)1979年2月23&24日/プラハ放送第1スタジオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年01月12日 18:00