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CPO レーベル~2024年5月発売新譜情報(6タイトル)

ライヒャ

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。

今回は管楽作品で知られるライヒャの室内楽作品集に、18世紀に活躍したリコーダーの名手シックハルトの6つのソナタ、テレマンがハンブルクの音楽監督に就任した際の演奏会を再現したアルバム、テレマンと同時代の作曲家ハイニヒェン、初期のドイツ語カンタータ集などCD6タイトルがリリースされます。

アントン・ライヒャ(1770-1836):室内楽作品集(2枚組)
アルベルト・シュヴァイツァー・アンサンブル

チェコで生まれ、ドイツとフランスで活躍した作曲家アントン・ライヒャ(アントワーヌ・ライシャ/アントニーン・レイハとも)。ベートーヴェンより10か月早く生まれ、ボンで過ごした際には親交を持ったことでも知られています。1808年からパリに移り、やがてパリ音楽院の作曲科の教授に就任。フランツ・リスト、エクトル・ベルリオーズ、シャルル・グノー、セザール・フランクら優秀な弟子を育てあげました。古典派様式の室内楽曲に優れた作品を残しましたが、同時代の作曲家たちに比べると、かなり先進的なアイデアを取り入れたことや、自身の作品の出版をそれほど望まなかったためか、死後は一部の作品以外ほとんど忘れられてしまい、現在では管楽器のための作品の一部が愛好されるに留まっています。
この2枚組にはさまざまな編成による4曲の室内楽曲を収録。15歳からケルン選帝侯宮廷楽団のフルート奏者を務めていた彼だけに、フルートの扱いに長けており、アルバム中の3曲のフルートを用いた作品はとりわけ聴きごたえがあります。
今作ではクリスティアン・テツラフとの来日公演で目覚ましい演奏を聞かせたキヴェリ・デルケン(デュルケン)や、 チェリストのターニャ・テツラフらを交え、ダイナミックな音楽を作り上げています。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・クリスティアン・シックハルト(1682-1762):6つのソナタ Op. 22
エポカ・バロッカ(古楽器アンサンブル)

J.S.バッハよりも3年早く生まれ、10年以上長生きした作曲家ヨハン・クリスティアン・シックハルト。ドイツとオランダで活躍、リコーダーを用いた作品を多く書き、存命中には作品を献呈した貴族や王族から高く評価され、作品を愛奏したアマチュア奏者たちの人気を博しました。アムステルダムの出版社エティエンヌ・ロジェから少なくとも30組以上の作品が出版されましたが、残念なことにその出版譜の多くは現存していません。しかし20世紀初頭、リコーダー演奏に関心が集まるようになり、彼の一部の作品も再出版され、その優美な音楽が再び知られるようになりました。このアルバムに収録された6つのソナタはエティエンヌ・ロジェから出版された曲集で、どれも2つのリコーダーを主役とした親しみやすく素朴な旋律を持っています。
このアルバムで演奏するエポカ・バロッカの2人の奏者は、各々2種類の楽器(アルト・リコーダーとヴォイス・フルート)を使い分け、作品の性格を描きわけています。
(ナクソス・ジャパン)

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):1721年の就任式カンタータ
ジモーネ・エッケルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ&指揮)ハンブルク・ラーツムジーク(古楽器オーケストラ)、ほか

1721年、ハンザ自由都市ハンブルクの音楽監督ヨアヒム・ゲルステンビュッテルの死去に伴い、後任として選ばれたのが当時40歳のテレマンでした。同年9月21日に彼はカントルとして初の演奏会を指揮、教会の信者たちに一連のプログラムを提供。説教の前後にはそれぞれカンタータが演奏され、終了時には、今後演奏する予定の作品からの抜粋が披露され、聴衆たちは次の演奏会に多大な期待を寄せたということです。
このハンブルク・ラーツムジークの演奏は、歴史的な就任式を再現。カンタータにあわせ、指揮者を務めるエッケルトがヴィオラ・ダ・ガンバで「12のファンタジア」から4曲を演奏しています。
(ナクソス・ジャパン)

ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):Gott ist unser Zuversicht ドイツ語による宗教的カンタータ集
マティアス・ユング(指揮)バツドルファー・ホーフカペレ(古楽器オーケストラ)、ザクセン声楽アンサンブル

ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェンはライプツィヒ大学で法律を学び弁護士資格を取得。1709年まで法曹界に身を置きましたが、1710年に通奏低音に関する論文を発表した後、イタリアに留学。音楽的視野を広げ、1716年にはドレスデンの「強健王」アウグストの宮廷指揮者に任命されました。彼はドイツ語による宗教的カンタータを20曲以上残してますが、その内容はさまざま。厳格なコラール楽章があれば、オペラを思わせる華やかなアリア、抒情的で自然を描写したようなのどかな曲までを、独唱者、合唱、オーケストラが一体となって演奏しています。
(ナクソス・ジャパン)

ドメニコ・チマローザ(1749-1801):歌劇《女の手管》(2枚組)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)テレジア管弦楽団(古楽器オーケストラ)

ローマの名家の養女ベッリーナと若い商人フィランドロは相思相愛の仲。しかし、ベッリーナの亡き養父が遺産相続の条件として、ナポリの金持ちドン・ジャンパオロと結婚することを遺言状に記していました。ドン・ジャンパオロがローマを訪れ、ベッリーナの後見人で自称法学博士のドン・ロムアルドもベッリーナに想いを寄せ、あわよくば彼女と結婚しようと目論んでいたため、事態は紛糾します。友人エリシーリアと家政婦レオノーラの助けを借りてベッリーナはこの難題に立ち向かいます……
ウィーンの宮廷楽長時代に上演した《秘密の結婚》(1792)に続いて、故郷ナポリに帰ったドメニコ・チマローザが1794年に発表した《女の手管》は、前作に負けずとも劣らない喜劇オペラの傑作。本作は、作曲家の代表作《秘密の結婚》の影に隠れて上演機会が少ないこの作品を、希少な古楽オペラ作品を積極的に取り上げることで知られるレアーテ音楽祭(2022)で上演。先行発売された映像と同じプロダクションです。
バロック・古典派からベルカントまで、イタリア・オペラの名匠アレッサンドロ・デ・マルキと新進気鋭の若手奏者・歌手たちによる演奏。流麗な旋律と機知に溢れたチマローザの知られざる傑作をお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

ハンザ同盟の古都の音楽 第2集
マンフレート・コルデス(指揮)ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブル(古楽声楽アンサンブル)

cpoのシリーズ「ハンザ同盟の古都の音楽」第2集。
今作のテーマはグダニスク(ドイツ名ダンツィヒ)です。ドイツ騎士団の支配下で近代化され経済成長したこの街には、ドイツからの移民やドイツ商人、ユダヤ人たちも集まり1361年にハンザ同盟の正式な貿易加盟都市となりました。その後はポーランド王国の庇護を得て更に発展しましたが、18世紀には戦争によって街は衰退。さまざまな国の支配下に置かれ、現在はポーランド最大の港湾都市として繁栄しています。
このアルバムには17世紀グダニスクの知られざる宗教作品を中心に収録。オルガン曲や合唱曲、大天使ミカエルの戦いを描いた作品など、激動の時代を反映しながらも魅力的な曲を聴くことができます。この分野の第一人者マンフレート・コルデスとヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルによる演奏で。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年04月09日 00:00