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シランクス五重奏団『木管五重奏曲集(フランセ、ヒンデミット、イベール、タファネル)』~ヴァルフガング・マイヤーも参加した伝説の管楽器五重奏団

シランクス五重奏団

ヴァルフガング・マイヤーも参加した
伝説の管楽器五重奏団
シランクス五重奏団による木管五重奏曲集

MDGレーベルの""貴重な""録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。

伝説の管楽器五重奏団、シランクス五重奏団による木管五重奏曲集。1971 年に結成され、メンバー全員が当時の西ドイツの若い音楽家のためコンクール"Jugend musiziert"の入賞者という実力者揃いの団体。1975年にはミュンヘン国際音楽コンクールの室内楽部門で優勝を果たしています。
メンバーはそれぞれソリストとして、またオーケストラの団員として活躍していました。中でもファゴットのライナー・ショットシュテット(1951-2016) は、ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団の首席奏者として、そしてクラリネットのヴォルフガング・マイヤー(1954-2019) は、妹のザビーネとともに数々の室内楽録音に参加、またピリオド楽器も演奏しアーノンクールと共演、後年はカールスルーエ音楽大学の教授、学長を務めていました。

1948 年にフランス国立管弦楽団の管楽器奏者のために作曲されたフランセの「木管五重奏曲」は、各奏者のテクニックを存分に発揮することのできる技巧的で完成された様式美を持つ作品。
そして色彩感豊かで洒脱な雰囲気を漂わせるイベールの「3 つの小品」。
一方、近代フルート奏法の確立者の一人であり、20 世紀の管楽器室内楽の発展に貢献したポール・タファネルの「木管五重奏曲」は、自身もフルート奏者であったことからフルートが活躍する場面は多く、技巧的にも難易度が高い作品です。またフランセやイベールの軽妙さはなく、後期ロマン派のスケールの大きさを感じる作品です。
そして20 世紀を代表するドイツの作曲家ヒンデミット。多種多様な楽器編成の作品を残していますが、作品24 の小室内楽も第1 番は管楽器・打楽器にピアノ、アコーディオンというユニークな編成、そしてここに収録されている第2番は木管五重奏で書かれています。各楽器の特徴を捉えた躍動感溢れる作品です。

ジャケット写真はパブロ・ピカソの「パン」(1948)。
(キングインターナショナル)

【曲目】
フランセ(1912-1997):木管五重奏曲
ヒンデミット(1895-1963):5 つの木管楽器のための小室内音楽 Op.24-2
イベール(1890-1962):3 つの小品
タファネル(1844-1908):木管五重奏曲 ト短調*

【演奏】
シランクス五重奏団
イングリット・ザレフスキー(フルート)
ディーター・ザレフスキー(オーボエ)
ヴォルフガング・マイヤー(クラリネット)
カール・テオ・モルベルク(ホルン)
ライナー・ショットシュテット(ファゴット)

【録音】
1978年3月(AAD),1981年3月(DDD)*、カールスルーエ教会、ルートヴィヒスブルク

制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリム

AAD/DDD
60'51

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年04月11日 00:00